本日の夕刻、嬉しい再会があった。
国語科の東川先生と一緒に吾輩を訪ねてくれた卒業生との再会である。
10数年ぶりである。
まだ20代であった宮口先生が担任を務めたアカデミーコースの卒業生Kくんが会いに来てくれた。
先にも述べたが、このクラスに東川先生も在籍していた。
3人で「旧交を叙す」ひととき、非常に楽しいひとときであった。
この時代は吾輩が厳しい指導をガンガン進めていた世代である。
彼らの努力の甲斐あって、2~3年間に渡って鍛え上げた国語教科の力は順調に伸長し、当時の大学入試センター試験のクラスの平均点は160点を超えた。
何人かが高得点を取るのではなく、クラス全員の平均点としてはなかなかの結果だと言えよう。
この話は、今般においても同窓会等での話のネタにあがるそうな。
Kくんは、現在、みずほ銀行東京営業第一部で活躍している。
忘れずに会いに来てくれるだけで嬉しいのに、国語の授業や余暇に話したことなど、「あのとき、こう言ってくれましたよね。」「あれがあったから。」と、細かく覚えてくれていることに驚いた。
「今でも古文・漢文には自信があります!」という言葉には笑ってしまった。
一緒に話していた東川先生も「3人で話しているうちにいろんなことを思い出しました。本当に濃い3年間でしたね。」と語っていた。
「学校の先生」って、本当にいい仕事だなぁと改めて感じた。
帰宅してからもなんだかほっこりと心が温かくなった再会であった。
Kくん、また会いましょう。
本日はここまで。