招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R3 12/22

令和3年度第二学期終業式である。

終業式は時節柄リモートである。ビジュアルホールには生徒会の皆さんや表彰を受ける生徒さんたちが集まっている。表彰を受ける生徒さんの多さには驚いた次第である。

 

二学期に開催された大会等の表彰や力野理事長先生からの「新体育館建設についてのお知らせとお願い」も同時に発信した。

吾輩からも皆さんにご挨拶を申し上げた。
いくつかのことについてお話ししたのであるが、今回特にお伝えしたかったところは、(すべての話をお伝えしたいのは当然であるが)以下のところかなと思う。

長い長い学校生活においては、うまくいくときもあればいかないときもあります。日大坂をすいすい上れるときもあれば、とてもきつく感じるときもあることでしょう。それは、中学生も高校生も、先生たち大人もみんな同じです。
いろんな思いを抱きながら、でも、皆さんが登校してくれている。私にとって何よりそれが嬉しくて、有り難いことなんです。
そんな有り難い皆さんに、少しでも居心地の良い空間となる長崎日大をみんなの力を合わせて創っていかなければなりません。皆さんの安全・安心、そして気持ち良くを守るために、先生たちも頑張ります。でも、何よりも皆さんの力が必要です。
学校、クラス、部活動、個人の生活と、それぞれに、笑顔や喜びもあれば、悩みや悲しみ、時には怒りもあることでしょう。それが人生です。
しかし、そこで負の感情が先走ってしまい、誤解が生じたり、その場のノリや言葉の勢いなどで軽率なことを言ったり、間違った形で表してしまったりしては、何事もうまくいくはずがありません。決して良い方向に進むことはありません。
どうか落ち着いて行動してください。自分の存在と自分なりの頑張りに自信を持ち、自分とは異なる存在の価値を認め合って、困っている人や心配だなと感じる場面があったら、ちょっとした親切、優しさ、心づかいを勇気を出して試してみてください。それは必ず自分の身に温かい形で返ってきます。

最後は、
それでは、第2学期、そして今年1年、お疲れさまでした。この場にいるすべての皆さんの存在に感謝と敬意を表します。よいお年をお迎えください。ありがとうございました。
と締めくくった。

とはいえ、今年のことちか日記、まだまだ続くのである。

本日はここまで。

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