招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R4 3/26・27

春休みの週末である。生徒さんも先生たちもお休みである。
毎年のことであるが、もったいないほど咲き誇るキャンパス内の桜を眺めていた。

勤労推進(一般的には「学園美化」かな?)主任である柴原先生が率いる男子ハンドボール部の皆さんが、ここのところの雨風で散らばっていた落ち葉や小枝をキレイに掃き掃除してくれていた。有り難しである。

聞くところによると、「掃く」は「祓う」に通じ、俗に言う「祓い浄める」効果があるという。

長崎日大も世の皆様と同様、コロナ禍に耐えつつ前進している昨今である。年度末において、ハンドボール部諸君が「祓い浄めて」くれているなぁと感じた吾輩である。

さて、お昼も過ぎ、夕刻に近づいた頃であったか、玄関前に元気な声が響いている。何事かな?とのぞいてみると、

部活動の生徒さんではなさそうである。

よく見ると、現高校2年生の皆さんであった。

新学期のクラス替えを前に、別れを惜しむレクレーションを楽しんだそうな。

なるほど、だから担任の「ぐっさん」こと、宮口先生も朝から来てたんだと得心がいった。

多様性に富む長崎日大において、クリエイトコースは「学業に専念することで自らの可能性を伸長させる。」ことを主眼に置いた生徒さんたちが多い。

自分たちで工夫して、春の1日を楽しもうとする姿勢は、セルフマネジメントとして実に頼もしいことである。彼らの笑顔に心が和んだ。

心配の種は尽きぬところではあるが、良き春の1日であった。

本日はここまで。

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