2020.08.02~08.08

2020.8.8 3歩進んで2歩下がる♪

英単語・古文単語・数式・年号や人物名・化学式…学年を問わず「学力UPのために暗記しなければならない項目」はどの教科にも存在しますよね。1学期の学習も終わり、4ヶ月勉強をしてきた中でそれらは相当な量になっているのではないでしょうか?この夏、更に学習の充実を図るために、続きをガンガン覚えていくぞ~!と燃えている日大生も少なくないと思います。
そこで、そんな皆さんに「これも意識して♪」というお願いごとを1つ。

平成・令和世代には聞き馴染みが無いでしょうが、水前寺清子さんが歌う「365歩のマーチ」という曲の中に「3歩進んで2歩下がる」という歌詞が出てきます。解釈として、進んでも下がっても”動いている≒行動している”のは事実だから、3+2=5だ!とポジティブに考えるといった物もありますが、今回私が言いたいのは字面どおり、”3つ進んで2つ下がる(戻る)”という意味です。

私が高1の皆さんと学習を進めている古文単語を例に挙げると、ここまでに240個の単語を学習し小テスト形式で定着を図ってきました。画像を見てもらうと分かるように、ここまで積み重ねてきたページの厚みもなかなかのモノです。となれば、先を覚える意識と共に「過去に覚えた単語の定着度合いを確認し復習する」ことが大切であることは疑いようがありません。日頃は小テストなどが新規に進んでいくわけですから、このように学校が無い(=小テストが進まない)休日・連休こそが、”2歩下がる”絶好機なのです☆彡

ぜひ皆さん、それぞれの教科・科目において、「暗記事項のメンテナンス」を夏の学習スケジュールに組み込んでみてください!

2020.8.7 ヒマワリのように!

なんでも、今日は花のらしいですね♪
8(ハ)7(ナ)の日という、分かりやす過ぎるぐらいストレートな記念日です。夏の花と言えば、やはり思う浮かぶのが向日葵です。先日いただいた暑中見舞いにも、
相次ぐ厄災で大変な年の前半となりました。その中で咲くヒマワリの力強さに勇気をもらう夏を迎えました。
とありました。素敵な表現で、目が留まりました。

どんな場所に咲いていても、太陽に向かって咲き誇るヒマワリ。そこから、私たちも「どんな困難や逆境にあっても、その中に光(希望)を見出し懸命に努力する」姿勢を学ばなければいけませんね♪

まっすぐ、ぐんぐん、成長できる夏にしましょう!

2020.8.6 それぞれのmyゼミを♪

5日の時点で、諫早市および近隣地区における新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、やむなく「夏の学習強化ゼミ」の中止を決定いたしました。三者面談や夏に向けた自身の振り返りをもとに「やるぞ!」と腹を決めた高1・2年生、夏を制さんと入試対策に向け気合を入れ直していたであろう高3生。このチャンスを活かせなかったことを残念に感じている生徒が多かったようです。

学びを欲する前向きな気持ちでゼミに取り組もうと考えていた生徒の皆さんを少しでもサポートすべく、休業前最終日となる7日に、ゼミ用の課題を各教科から対象者に配ることにしています。私も、高1の用言基礎・助動詞応用の講義を担当する予定で、普段授業に行っていないACの生徒たちと共に学べることを楽しみにしていました♪残念でなりませんが、「みんなと一緒に頑張りたかった…知識&得点力を授けてあげたかった…」その想いを教材に詰め込んで、皆さんに託します。先生方は皆、同じ気持ちでいるはずです。どうか、各自の家庭で「今日は勉強にハマるっ☆」という日を設けて、myゼミを敢行してください。

長崎日大全ての教科スタッフが、17日以降に殺到するであろう、皆さんからの質問を待っています♪

 

2020.8.5 日大の「Brain」

集中した雰囲気でミーティング中の生徒会執行部の皆さん

講座の無い水曜日、部活動の活気・熱気や自習に励む気合が漂う学園の一角で、真剣に議論を重ねている集団を発見しました。どうやら、新生徒会長の鳥嶋くん率いる生徒会執行部の皆さんが、今後行う予定の学校行事の方向性について話し合っているところのようです。生徒会室ではやや手狭で密になることから、家庭科室に移動したのでしょうね…

文化祭一つ取っても、大変難しい選択が迫られ、少なくとも例年どおりの実施形態は見込めません。邪魔をしないよう背後からこっそりミーティングの様子を聴いていましたが、安易に楽観視した意見を述べるわけでも諦めムードで投げやりな提案をするわけでもなく、今年の状況の中で「何ができるか?そのために何をすべきか?」を真剣に議論し合っていました。そんな本校のBrainとも言うべき生徒会執行部の姿がたくましくも嬉しくもあり、今後一つでも多く、彼らの企画力・行動力が発揮できる場を作っていけたらと思いを新たにしました。

今日もまた、コロナ禍の影響を受け、部活のオープンスクールや夏の学習強化ゼミなどの予定変更を判断せざるを得ない状況が発生しました。そんな逆境にめげることなく、その日のうちに前向きに英知を結集しようと動き出す生徒会執行部の皆さん。私たち教職員も、不安に負けてばかりはいられません。できることをしっかり進めていこうと思います!

2020.8.4 時代を、社会を見つめる眼

本校では、昨年度から「時事ワークシート」を用いた学習活動に取り組んでいます。
全国紙の新聞社と提携して、コラム・社説・図表など様々なタイプの記事と、その内容を基に問題が構成されたワークシートに毎週水曜日取り組んでいます。今回は、9日に集合ができない代替として5日に”平和学習”を実施することから、朝の時事ワークも沖縄が戦地となった75年前の戦争にまつわる天声人語を素材に選んでみました。

現代社会の諸問題や最新の科学技術、あるいはスポーツや文化などといった振れ幅の大きい選択肢が用意されており、「世の中を知ってほしい」「小論文の背景知識を得てほしい」「共感や自身の考えを得てほしい」など、その時その時の生徒に対するニーズを踏まえて選んでいます。生徒が所有する紙ファイルには、1回ずつの記事とワークシートが着々と蓄積され、少しずつ社会性も拡がってくれているのではないかと期待しているところです。

偏差値も大事、部活動の実績も大事。しかし、世間を広く知り、社会の一員として現在(いま)を理解することは、何より青少年の発達段階に必要なことであると言えます。18歳成人が叫ばれる現代ですから尚のことでしょう!長崎日大では、そういった視点をこれからも大切にしていきます。

2020.8.3 越えて行け!

 

8月に入りました。毎月恒例の「今月の言葉」では「芸術は、爆発だ~!」の名台詞や大阪万博「太陽の塔」でも知られる芸術家、岡本太郎氏の言葉が採用されています。

壁は自分自身

ここまでに行われてきた三者面談などを通して、自らの決心はもちろんのこと、担任の先生や保護者の方々との約束事などが出来たことと思います。それらはきっと、今はまだ不十分なこと・出来ていないことをもとに設定したことでしょうから、その実現は容易ではありません。まさに皆さんにとっては「壁」となり立ちはだかる困難でしょう。ただ、その壁を乗り越えて何かを成し遂げるのは自分自身をおいて他になく、自分がまず自分を信じてチャレンジしてみることが大切です!

末竹先生の墨書、”壁”の字がメチャクチャ大きいですよね…しかし、”自分自身”という文字にも負けない迫力と鋭さがあると思いませんか?「みんなならやれるよ♪自分を信じて!」そんなメッセージが込められているように感じました。
この夏、一人ひとりにどんなBreakthroughが実現するか?皆さんの挑戦を楽しみにしています♪

2020.8.2 「鈍感」が招く恐怖…

今日、県内では一気に23人の感染者が判明し、112名という大きな数に。県立高校の生徒も10名が陽性反応となり、17日まで臨時休業せざるを得ない事態となりました。本校高3生の頑張りを傍で感じたり、質問や出願書類の添削依頼を受けたりしているからこそ、同じように夢を追って努力を続けているであろう該当校の受験生のことを思うと胸が痛みます。

その点、厳しい言い方かもしれませんが、本校生徒はまだまだ「鈍感」です。ある程度の理解のもとで協力はしてくれていますが、一定の層は「言われて仕方なく対応している」感がありありで、職員室でも頭を悩ませています(赤裸々に実態を晒しましたが、本校だけではありません)。たった一枚のマスク、たった一回の換気、たった一人の我慢、そういったことにどれだけ敏感になれるか?それがこれからの学校生活を左右する局面にもう立ち入っていることに、言われるからでなく”自分の力”で気付き判断することが必要なのです。

1,600人規模の学校です。教職員も他校より圧倒的に大人数です。不安を抱えている人がいます。心身に色んな事情を持った人がいます。

自分の鈍感さが、周りで敏感に学校生活・自身の暮らしを守ろうとしている人をハラハラさせ、苛立たせることを全員が自覚すべきではないでしょうか。「みんなで気を付けよう♪」「協力ありがとう!」と語りかけているだけでは済まされないフェーズに、確実に移行していると感じる週末の一報でした。

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