2020.12.20~12.26

2020.12.26 名将の言葉に学ぶ

大リーグで活躍中の大谷翔平投手や菊池雄星投手(菊池投手に甲子園で3本のHRをお見舞いしたのは、何を隠そう我が長崎日大野球部です!)。
彼らを輩出している花巻東高校の野球部監督、佐々木洋先生の言葉に触れる機会がありました。

野球の指導においても、幾つもの名言を生み出している佐々木先生ですが、新型コロナウイルス感染症の影響で夏の大会が中止されようとしている中、選手たちに次のように声を掛けたのだそうです。
この夏を考え悲観して生きるのではなく、この先を考え勇敢に生きることを考えなさい

確か地歴公民の先生ではなかったかと存じますが、国語教員も顔負けの韻を踏んだ(悲観・勇敢)、前向きで力強いメッセージだと感服いたしました。○○ができなかった…ではなく、この状況の中で○○することができた!そう言えるものを自らの中に積み上げていくことが、今、とても大切なのだと思います。そして、このメッセージは野球を離れても色々な物事に相通じる言葉であり、目下一番何かしらの声を掛けてあげたい高校3年生に聞いてもらいたい言葉でもあります。

大変な現在を、苦手な教科を、なかなか結果に結びつかない自分の学習を「悲観」するのではなく、
この試練の先にある、自らの成長や新天地での充実を夢見て頑張る「勇敢」な挑戦者として
残りの日々を大切にしていきましょう♪

2020.12.25 表現力・思考力・探究力!

今回の冬季進学講座ですが、高1では国語総合の一部を小論文トレーニングに充てています。12日(土)に第一学習社の長岡先生にガイダンスを行っていただき、その後、現代文の授業等でワークシートを活用した事前準備「小論文チャレンジノート」を活用してきました。

それらの学びの集大成として、実際にテーマ型または課題文型のいずれか1つから問題を選び、実際に600字の小論文に挑戦する時間を設定しています。6種類から選べる選択問題であるため、文系理系や学部学科で選んだり、書き易いと感じる印象度から選んだりと無理なくスタートラインに立つことが可能です。普通科のどの高1生も、限られた回答時間の中で原稿用紙と格闘し、今仕上げることができる等身大の小論文執筆に取り組みました。

選んだテーマについて想いを巡らせたり、具体的な実体験を整理したりする思考力。そこから生まれた考えや疑問を更に掘り下げ、自分事だけで完結するのではなく、社会・世界・現代といった広い視野で捉え直す探求力。そして、それらを論理的な文章構成で的確に文章化し、読む相手に正確に論旨を把握してもらうための表現力。この学習活動をとおして生徒たちが伸ばせる力は、様々な広がりや繋がりとなって一人ひとりの”今を・将来を輝いて生きる”に結びついていくはずです。

原稿用紙を見つめながら、黙々と自らの意志・思考を表現しようとする生徒たち。濃い学びの時間が、冬季講座の中で流れています♪

2020.12.24 鋼のメンタル

高1講座で、古典文法(助動詞)を学習した際、共通テスト(旧センター試験)でも頻出の分野であることを力説しました。そこから端を発して、休み時間に高1の少年数名と共通テストの話になりました。

私「○○(名前)たちもさぁ、あっという間に2年経って共通テスト受けんだぞ…今から気合入れて勉強しとかないと。」
少年「うっす。」
  (中略)
私「まだ”共通一次”と呼ばれていた頃は、”一次が万事”なんて言葉も出来たぐらい、特に国公立大に合格するには共通テストが最初の重要な関門なんだから。」
少年「何とかしますよ…でも先生っ、解答はマークシートですよね?だったら、書いてあることどれか必ず正解じゃないっすか!ワンチャンあるっす!」
私「……」

知らないって怖い(笑)でも「確かに一理あるなぁ~」と妙に納得してしまう自分がいたのも事実です。初の共通テストまで、あと23日。間もなく3週間を切ろうとしています。この時期の高3生の落ち着かない気持ちや不安は、いかばかりにやあらむ。校内でもプレテストが繰り返され、思ったように点が伸びずに折れそうな気持ちと闘っている生徒もいることでしょう。そんな人にこそ、上に登場した”鋼のメンタルくん”を見倣って、あくまでポジティブにラストスパートをかけてほしいと思います。よくある話ですが、80の力を持っていても緊張や焦りに弱く8割しか出力できない人と、70の力しかないけれど強心臓で確実にそれを発揮できる人とでは、64対70で後者が上回るのですから!

2020.12.23 「自己管理」の冬❄

冬季休業を迎えましたが、引き続き、冬季進学講座・部活動にと忙しい長崎日大です。
特に、年末年始に確実な学力伸長を実現させるため、冬の課題も各教科・科目から用意されています。それらを丁寧に解き進めていくことも、この休みの大きな達成目標となってきます。

コロナ禍に見舞われる中、県内でもクラスターが複数発生する深刻な状況になって参りました…感染予防の対策も一層求められることになり、不安は尽きませんが、学業とは「自己管理能力」が重要であるという共通点がありそうです。

担当クラスの学習について、私は右図のような計画表を配付して、この冬を理想的に過ごすためのスケジュールを提案しています。ただ、それぞれに家庭の予定もあれば、得意不得意もありますし、全てが指示されたとおりとはいきません。自身の状況を鑑みて微調整し、自分なりの計画に作り変え、それを丁寧に実践する。そんな自分に対するマネジメント能力が、長い休みほど不可欠であるといえます。普段に比べて時間が贅沢にあるように錯覚し、気の向いた時に勉強するような進め方をしても、進捗状況が把握できず計画を修正することもままなりません。

「規則正しい生活をしましょう♪」 これは生活面・健康面のことだけでは無さそうです…自己管理をきちんとした上で、学習のリズムも整えて過ごしましょう☆彡

2020.12.22 良く頑張ったね!2学期

本日、2学期終業式が行われました。
詳細は、至誠推進部による「学園レポート」などで報じられることと思いますが、まずは生徒の皆さん、本当にお疲れ様でした♪

校長先生の話の中では、生徒たちの今学期の活躍が多数報告されました。校長の話よりも、肥田主任の話よりも、放送部による表彰の紹介が一番長い…この長崎日大らしい事実が、主役たる生徒たちの躍動を何よりも物語っています。コロナ禍で大会も少なくなる中、幸運にも実施された各競技・コンクール等において、自身のみならず色々な周囲の人の想いも背負って頑張ったからこその勲章だと思います☆彡

話を校長の講話に戻します。池内校長先生は、これまでに何度も皆さんに語ってきた「ALLOUT」という言葉をあらためて口にされました。”やり抜く・力を出し切る”を意味するこれらの言葉は、今後最終局面に差し掛かる高3の大学入試、残り3ヶ月で現学年を全うすべき後輩学年と、全ての生徒に当てはまる金言です!まずは残り4日間の冬季講座や部活動などを最後までやり抜き、気持ちよく令和2年を締め括りましょう。

また、肥田主任は「こんなに寒い冬だけど、暖かく過ごすことができるのは、周りを思いやる温かな気持ちを持った生徒諸君のおかげです♪」とメッセージをくださいました。先生の、みんなを信じる気持ち。ぜひしっかり応えられる3学期にしましょう!

2020.12.21 有り難い応援♪

本日、ある卒業生のお父様からメールを頂戴しました。この方は、医療機器・医薬品の製造と販売の最大手企業にお勤めでいらっしゃいます。
お子様の在学中から、学校にとって、私にとって大変有益で有り難いご意見やご助言を頂戴し助けられておりました。今回は、コロナ禍に苦心しながら学校教育を維持している私たち、そして何より苦境の中で夢を追い掛け続ける在校生を想い、感染対策に役立つ”マスクの着用”について情報を送ってくださいました。「知って納得」のマスクの違い、さっそく理解しておきましょう♪


こんにちは。情報共有させていただきます。
先日、報道番組でマスクについての特集がありました。マスクには3種類あり、それぞれ特徴があるため、場面によってマスクを使い分けることが望ましいという内容です。生徒の皆さんにとっても、日常生活においてマスク着用が当たり前の日々が続いていますので、ご参考までに共有させていただきます。

■マスクの使い分け
1日の生活において、行動や行き先の混雑状況に応じてマスクの種類を選択する
・長時間、密になって話すことがあれば不織布マスクの方がよい
(例)
・満員電車:不織布
・混雑した初詣:不織布
・換気済み&混雑していない電車:不織布、布、ウレタン
・屋外の行列:不織布、布、ウレタン
・運動するとき:ウレタン

<マスクの種類と比較>
不織布、布製、ウレタンの3種類についての比較
【飛沫の検証】
・ウレタン製マスクは、細かい飛沫がマスクを通過して前方に漂う
・布製マスクは、大きい飛沫も通過
・不織布マスクは、飛沫の拡がりが抑えられ、小さな飛沫も前へ飛んでいない
【素材の比較】

なお、自分の顔のサイズに合うマスクを着用することも大切です。(隙間からの飛沫を防ぐ)

(こちらもご参考にしてください)
↓↓↓自分に合ったマスクのサイズの測り方
http://www.jhpia.or.jp/product/mask/mask2.html#q1

お子様の卒業後も、長崎日大を気にして応援してくださるお気持ち、嬉しくてなりません♪ 本当にありがとうございます!!

2020.12.20 進むしか…

大学入学共通テストがいよいよカウントダウン突入です!
30日(1ヶ月)を切り、次の・次の・次の・次の週末がもう本番です。

ここに来て、初回ということもあってか「大学入学共通テストの予想(見立て)」なるものが紙面を賑わせています。”出題傾向の変化や数学の時間延長・英語の配点変更などが受験生に影響を与え、旧センター試験より平均点が下がる”だの、”色々な変更の中止やコロナ対応など、混乱を極めた分を考慮し、若干問題が易化して平均点が上がるのではないか…”だの、様々なことが言われています。もちろん、共通テスト以降の国公立大出願校決定や、併願先となる私大のチョイスなどにも関わることですから、一定の分析は必要でしょう。

しかし、予想はあくまでも予想!詳しい戦略は先生方もしっかり考えてくれます。今、高3のみんなに大事なのは、ともかく前に進むこと!

文系で言えば理科基礎の2科目、理系で言えば地歴公民など、直前まで鍛え上げることでまだまだ伸びる科目もあるでしょう。苦手教科でも、出題頻度の高い分野をある程度カバーする勉強には時間が残っています。そして、武器に更に磨きをかけるべく、得意教科の最終メンテナンスを行うことも効果的かもしれません。目の前にやれることはたくさんあります!

平均が上がった年に、強気に出願先を上方修正して失敗した生徒もいました。逆に、平均が下がり自身もやや揮わなかったものの、2次力を発揮して第一志望を貫いた生徒もいます。個々に状況も戦略も違ってきます。情報を得ておくことは確かに大切ですが、それに振り回されては本末転倒です。進め!長崎日大高3生☆彡

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