2020.12.13~12.19

2020.12.19 語義を大切にせんば!

大学入学共通テストがいよいよカウントダウン突入です!
30日(1ヶ月)を切り、次の・次の・次の・次の週末がもう本番です。

ここに来て、初回ということもあってか「大学入学共通テストの予想(見立て)」なるものが紙面を賑わせています。”出題傾向の変化や数学の時間延長・英語の配点変更などが受験生に影響を与え、旧センター試験より平均点が下がる”だの、”色々な変更の中止やコロナ対応など、混乱を極めた分を考慮し、若干問題が易化して平均点が上がるのではないか…”だの、様々なことが言われています。もちろん、共通テスト以降の国公立大出願校決定や、併願先となる私大のチョイスなどにも関わることですから、一定の分析は必要でしょう。

しかし、予想はあくまでも予想!詳しい戦略は先生方もしっかり考えてくれます。今、高3のみんなに大事なのは、ともかく前に進むこと!

文系で言えば理科基礎の2科目、理系で言えば地歴公民など、直前まで鍛え上げることでまだまだ伸びる科目もあるでしょう。苦手教科でも、出題頻度の高い分野をある程度カバーする勉強には時間が残っています。そして、武器に更に磨きをかけるべく、得意教科の最終メンテナンスを行うことも効果的かもしれません。目の前にやれることはたくさんあります!

平均が上がった年に、強気に出願先を上方修正して失敗した生徒もいました。逆に、平均が下がり自身もやや揮わなかったものの、2次力を発揮して第一志望を貫いた生徒もいます。個々に状況も戦略も違ってきます。情報を得ておくことは確かに大切ですが、それに振り回されては本末転倒です。進め!長崎日大高3生☆彡

2020.12.18 切磋琢磨のひと時!

秋の進研学力テストの結果が判明した後、一定の基準をクリアしたクリエイトコースの高1生とアカデミーコースⅠ類の生徒が合流して実施する「トップレベル講座」が行なわれています。

毎週金曜日を使って両コースから生徒が集まり、国語・数学・英語の応用力鍛錬・実戦力養成を目的とした学習を進めています。ローテーションのため、3週間に1度回って来るため、この日が初めての授業でした。前半は古典文法の”識別問題”、後半は九州大学の評論を題材にした”解答へのアプローチとして重要なこと”についてみんなで勉強しました。

普段と違うメンバーの組み合わせ、普段と違うレベルを扱うとあって、生徒たちも適度な緊張感の中で頑張っています。ハイレベルかつ貴重な切磋琢磨の時間として、3学期以降も大切に活用していこうと思います☆彡

2020.12.17 古文単語の王座は誰の手に?

授業で、「古文単語王決定戦☆」を開催しました。古文単語帳の小テストが1巡終わったところで、どれだけ定着できているかを何かしらの方法で見ておきたいところでした。範囲や量を増やしての確認テストも方法としては可能ですが、生徒が負担や義務感を感じずに向き合ってくれるよう、1対1の対戦型のやり取りを通してクラスで誰が1番覚えているかを競うゲーム形式を取り入れてみました♪あらかじめ、くじ引きでトーナメントを決めておき、生徒に6種類の問題を自作しておいてもらいました。本番では、お互いに裏返して自作の問題を交換し、3分の制限時間で解答。答え合わせをして勝敗を決する…この対戦を何回か繰り返して優勝者を決定しました。

途中で負けてしまっても、残ったテストを敗者同士で交換できるので、1時間で70問近くの古文単語問題が復習できたことになります。1年2組では、大会を盛り上げるために担任の久保先生も加わってくださり、現役時代さながらの古文単語力(実はこの1週間、結構やり込んでいました)で何人かの生徒を撃破していました(笑)

満点同士でじゃんけん決着となるなど、白熱の勝負があちこちで繰り広げられ、楽しみながら古文単語の復習機会を作ることができました。勉強にも、時には遊び心が必要です。こういう学びに対して、素直に夢中になれる生徒たちが私は大好きです!

2020.12.16 お腹も心も♪

6校時が終わり、休み時間に廊下を歩いている時のことでした。
正面から歩いてきた高1女子の3人組に、「これどうぞ」と差し出されたのが、右の画像に写ったマドレーヌです。

最近、高1の家庭科では調理実習を行なっており、授業で行かせてもらっている高1CRの子がわざわざ届けてくれたものでした。授業・会議と続く合間の休憩でゆっくり堪能させていただきました♪美味しかったことも然ること乍ら、自分たちで等分することも出来たでしょうに、担任以外の私にもお裾分けしてくれたその気持ちが嬉しく感じられました。

心もお腹も満たされる、とっても有り難いおやつタイムとなりました。その後の仕事がはかどりまくったことは、言うまでもありませんね!

2020.12.15 準備は続くよどこまでも

招き猫先生も「ことちか日記」で紹介してくださっていますが、本日、ICT教育公開授業ということで、1コマ授業を担当させていただきました。
本校の先生方はもちろんのこと、ちょうど入学前教育でお越しになっていた日大生産工学部の先生や、ICT関連の業者様も教室に来られており、なかなかのハードルでした(苦笑)1年2組の皆さんの協力もあり、機器のトラブルもなく授業として計画していた内容は一応やり切ることができました。1-2のみんな、ありがとう♪

出来不出来はともかく、今は世の中・教育界の”ICT教育推進”の波を的確にとらえ、次年度以降に向けてトライ&エラーを繰り返す時期と考えています。参考になる部分が少しでもあれば嬉しいですし、「フンッ、俺なら・私ならもっと上手く活用できる!」と息巻く先輩・後輩教員が現れてくれれば願ったりと思っています。

この授業では、ロイロノートスクールというICTツールを活用したのですが、やはり使い方によって抜群の授業効率と成果を発揮できることは、1人1台が持つ大きな武器であることを実感しました。『伊勢物語』の筒井筒という章段で、”浮気をしていた男が、妻の情愛溢れる歌に触れ改心する”という内容を掴むことがこの日の授業のキモでした。この学習で、全員が書いたものを集めていては到底時間内に確認ができません。回収して読んで、返却して良かったものをコピーして紹介する。これをやろうと思えば、次の時間すなわち最低1日以上間を空けることになります。それではせっかくの「授業の熱・思考の旬」が台無しです。 一方、代表者に発言させたらどうでしょう?結局、その生徒の発言に意見が左右されてしまい、本当に歌の本質を「一人ひとりに理解してもらえたのか?」は把握することが困難になります。

その点、今日の授業では各自のChromebookに、解答用のワークシートを送信し、個々に考えた内容をデータで提出してもらったため、「生徒たちの意見を集約し」「代表的な意見を紹介し」「みんなで共有し理解を深める」ことが授業内で成立しました。左の画像を見ていただくと分かると思いますが、大半の生徒が”自力読み”で (自分の浮気を責めるどころか、浮気相手への道中の危険を心配してくれていると知った)ことが改心の要因だというゴールに辿り着いてくれていました。伊勢物語は、歌物語というジャンルに属しますので、歌から登場人物の心情を”自分で読み取れる”という点が一番の評価ポイントであり、生徒の自信に繋がる要素でした。指導する私の側には、まだまだ改善の余地がありますが、この日の1-2生たちは大したものでした!!!

環境的にはまだまだ不揃いではありますが、新型コロナの影響でICTの波もより大きく速く迫ってきています。やれない理由を探すのではなく、「こんなやり方なら今でもできる!」というポジティブな発想で、次年度以降に向けた準備をこれからも続けていこうと思います。

2020.12.14 ぜ~んぶ自分の糧(かて)!

夕暮れ時、職員室の前を通っていた際に目に留まった「今月の言葉」です。さっそく末竹先生に伺ったところ、「日大坂と同じタイミングで変えましたよ~♪」との返答が。これまで気付かなかったとは、いかに慌ただしさに紛れて勤務をしていたことか…自身の視野の狭さが恥ずかしくなりました(泣)

聞けば、今回は数学科の久保先生と一緒になって、何か良い言葉が無いかと探したのだそうです。日大生が色んなことに夢中になって頑張り、時に困難に直面してくじけそうになる姿を目にするにつけ、「何1つとして無駄なことはないよ!大変なことも苦しいことも、ぜんぶ自分を成長させてくれるよ!」そんな思いを込めてこの言葉を選んだのだと教えてくれました♪星野さんの素晴らしい感性に、女性教員お二人の優しさが溶け込み、あらためて見返した今月の言葉が、とっても輝いて見えました☆彡

今、苦しい人、壁にぶち当たって悩んでいる人…きっと生徒たちの中にもいることでしょう。職員室の前に掲示してあるこの言葉を、ぜひ立ち止まって眺めてみてください!きっと、元気とエネルギーをもらって、もう一度立ち上がれる・頑張れると思いますよ。

2020.12.13 たくさんの出会い♪

今日は雲仙の福田屋様をお借りして、今年度最後の入試個別相談会を行いました。

12月の同説明会は、本校のインターネット出願のサポ―ト機会も兼ねており、今日も島原方面の中学生・保護者の皆様が多数お見えになりました。コロナ対策の一環として紙面のやり取りを避ける観点からも、各中学校・受験世帯にネット出願を推奨しており、このような支援の場を効果的に活用いただき、有り難く思っております。

今年度の説明会も本日で終了。各回で、各地で、たくさんの出逢いがありました。本校のことを知ってもらう場面を多々頂戴できたことに感謝するとともに、色んな夢を持った中3生の皆さんから逆にエネルギーをもらった気もいたします。そしてまた、貴重なご質問やご要望を伺うことができ、今後の学校教育にとってもヒントを得ることができました。

1月の特別入試に向け、着々と出願数が伸びております。新型コロナウイルス感染症対策など、少しでも安心・安全にご受験いただける環境を整えることに努めて参ります。在校生・保護者様のための応援Blogであると同時に、長崎日大での学校生活を思い描く受験生の皆さんに合格に向けてエールを送るブログでもあります。年間の各種説明会で出会った全ての受験生の成功を祈っています!!

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