2020.05.17~05.23

2020.5.23 成し遂げるための3日間★

月に1回程度、日大坂から発信される生徒たちへのメッセージが入れ替わります。これまで、中1・高1の皆さんにお伝えすることが出来ずにいましたが、「今月の言葉」と題して、国語と書道をご担当の末竹華子先生が墨書してくださっています。末竹先生自身が言葉を選ばれる他、各教科からもそれぞれの立場でチョイスされます。年間を通して、登下校時などに気にして見るようにしてほしいと思います♪

さて、今回の言葉は
人生は 何事もなさぬにはあまりにも長いが
何事かをなすにはあまりにも短い  中島 敦

高校教科書に採録されている「山月記」などで有名な作家の言葉です。Life is short、Time is moneyなどの英語にも相通じる、時間の大切さや貴重である様を表現したものです。

この3日間ばかりは、「人生」をテスト前3日間に置き換えてみましょう!土日をダラッと過ごすには、持て余す時間もあろうかと思います。しかし、本気で考査対策を練りラストスパートをかけるには、決して充分な時間とは言えません。

意識を高く持って、確かな手応えを掴み取るための学習を成し遂げてみよう☆彡

2020.5.22 伸ばそう♪要約のチカラ

友だちと話をしていて、相手が見たことのない映画・ドラマ、読んだことのない漫画・小説の話をあなたが切り出すとします…
すると友だちがこう聞き返してきました。「それって、どんな話?」さて、あなたはどう答えるでしょう?

こんな時、鍛えておくと便利なのが言語技術の力(Language Arts)です。現在、中3の言語技術では「再話」から「要約」への発展学習を行っています。それ相応の長い物語を教師が2回読んで聞かせます。それを生徒は、1度目は耳だけで聴き、2回めだけ段落シート(画像左端)へのメモが許されます。チャンスはこの2回きり!後はその内容を、話の内容がきちんと再現できるよう表現に注意しながら、生徒自身が活字化していきます。集中力・聞き取る力・取捨判断能力・速記力などが同時に鍛えられる「侮るなかれ」な学習です。

中3では、まず400字程度(画像左)に再話で書いた文章を、200字→100字(画像右)と条件を課してリメイクしてもらいます。要点の中に更に混在する重要な部分とそうでない部分、大事だから触れるべき内容だけど語彙力を駆使して字数を減らしたい部分…しっかり考えながら「言葉の足し引き」を学んでいきます。今後、入試改革で重要視されると言われる「思考力・表現力」の養成にもうってつけの学習です。

仕上がりの早い生徒は、自分で更に50字バージョンや30字バージョンを考えて、余白に書き留めていました♪
こういう力が育っている生徒は、冒頭のようなシーンで困ることはありません。国語力・入試対応に留まらない、生きるため・心地よいコミュニケーションを図るためのスキルと言えるでしょう。

2020.5.21 調査書「加点化」の波!評定も見る?

「大学入学共通テスト」への移行が入試改革の大きな話題となっていますが、「調査書の加点化」も実は大きなトピックスと言えます。生徒の主体的な活動についても評価の対象とし、部活動やボランティア活動など、調査書に書かれた本人の人物的な魅力を多角的に捉えた入試制度へのシフトということになります。現在のコロナ禍の影響もあり、2021年度入試からどれだけ導入されるかは不確定な要素を多分に含んでいますが、これまでとの違いという点では注目です!

さて、そのように加点化の制度が導入されようとしている中ですが、隣県の佐賀大学医学部(医学科・看護学科)では、既に一般入試(これまでで言うセンター試験と前期or後期日程の個別試験で合格を決める方式)に調査書が用いられています。
右の画像は、情報誌から抜粋し加工しているためやや見づらいかもしれませんが、「調査書 点数化」の欄に100点分計上されていることが分かると思います。特色加点という制度は別にあり、これが所謂「主体性~」の評価に該当すると考えられます。となると、ハッキリ断言はできませんが、ガッツリ評定平均値を見られている可能性は非常に高いはずです。

全国的にも少数ではありますが、愛媛大・琉球大などにも同様の採点方式を用いた学部があります。評定平均値は、とかく推薦入試やAO入試のための物と思われがちですが、一般入試にも影響をもたらすかもしれないのです…「だから。そのためだけにガンバレ」というつもりはありませんが、知らずに損するのでは勿体ないです。

あなたの頑張った3年間を示す「履歴書」!それが調査書と言えます。その中に記される勉学の記録が定期考査に依るものだとすれば、頑張らないテはないですよ!

2020.5.20 積み上げよう!0.1でも多く

昨日、1学期中間考査の試験時間割が発表されました。26日(火)~28日(木)の3日間(学年によっては後半の2日間のみ)で、令和2年度最初の定期考査に挑むことになります。4月の授業で得た力、そして臨時休業中の皆さん自身の努力、更に5月再開後のラストスパートの成果を遺憾なく発揮して、自分自身が納得できるスタートを切ってほしいと思います。

さて、中高2・3年生の上級生諸君はご存じのとおりですが、1学期中間・期末、2学期中間・期末、学年末と、計5回の定期考査の総合的な成績をもって、皆さんの頑張りは評定(5・4・3など)の形で評価されることになります。

皆さんが1年間をとおして得た、この評定を、評価が付けられた教科・科目で割ると平均の値が出ますよね?これを評定平均値と呼び、特に進学関係ではとっても大切な数値となってきます。「1年間をとおして」と述べたように、初めが大事(心せよ)ですし、最後まで継続して努力を続けなければなりません。そのモティベーションが少しでも上がるように、リアルなお話を1つ。

左の図は、ある私立大学の推薦入試(今年から学校推薦型と呼ばれるようになります)のデータです。この大学の推薦入試に対する出願資格は「評定平均値3.5以上」。つまり、3.5以上の評定平均の人は受験できますよ~♪という制度であるということです。がしかし、結果を見てください。基準より0.3ポイントも高い3.8でさえ、合格率は3割にも届きません。さらにさらに、基準とされている3.5にいたっては誰も合格していません!基準スレスレの出願では、書類の段階から既に不利であることがよ~く分かると思います。

こういうことも分かった上で、今回の中間考査に臨んでほしいと思います。1週間を上手に使い、1点でも多く結果を残すことが0.1ポイントでも高い評定平均値を得ることに繋がるかもしれません…特に高校3年生の皆さん。このコロナ禍で休校措置が続く学校が全国的にある中、一般的な学力審査以外の方法での合格ルートを模索している人は多いはずです☆ 前述の傾向は、更に強まること必至!さぁ、目の前の現実に立ち向かおう。

2020.5.19 待ち遠し 日大の夏!

既報のとおり、長崎県高校総体は残念ながら中止となりましたが、夏の風物詩とも言うべき「全国高校野球選手権大会(通称:夏の甲子園)」についても対応が検討されています。

我らが長崎日大野球部も、夏の甲子園ベスト4・国体準優勝などの実績を誇る野球の名門です!残念ながら、このところ甲子園からは遠ざかってしまっておりますが、昨年の延長タイブレークの激闘をはじめ、毎年長崎日大の夏を熱くしてくれています♪

そんな夏がもうすぐやってくる…ひと足早く、野球部の練習に足を運ばせていただきました。大会がどうなるか、きっと心中は穏やかでないことでしょう。しかしそんなことは微塵も感じさせず、野球に、仲間との時間に没頭している雰囲気がグラウンド中に漂っていました。

拙い撮影&編集技術でどこまで伝わるかわかりませんが、応援する気持ちを込めてご覧ください☆

追記:その後、高野連が甲子園大会の中止を正式に発表。さらに、その数日後に長崎県高野連が代替大会「長崎県高等学校野球大会」の開催を発表しました。日大球児の気持ちを考えると無念でなりませんが、代替大会に向け頑張る長崎日大ナインへのより一層の応援をお願いします!

2020.5.18 前を向き、躍動する日大生!

雨の週初めとなった月曜日。通常再開を前に、今日も分散登校が行われました。

放課後の部活動も、半分の登校とはいえ雨天でしたから、第2体育館ひとつ取ってみても「男子バスケ・男子ハンド・男女バドミントン」がエリアを分けて使うことに。密集を避けるため、お互いに譲り合って練習している姿が微笑ましく映りました。部活は違えど1つのことに夢中になって励んでいる仲間同士、この辺りの連係プレーはさすがです!

無くなってしまった高総体、週末から続く鬱陶しい天気。しかし、長崎日大生は負けませんっ!みんな前を向き、顔を上げて頑張っています☆彡 昨日のバレーボール部に続く「ガンバレ日大運動部シリーズ」。第2弾はバドミントン部です☆彡

2020.5.17 進路応援Blog再開します!

以前のホームページは動作が不安定な状況が続いていたことから、全体の閲覧に万が一の支障が起こってはと考え、このBlog更新も休止させていただいておりました…

ホームページも無事にリニューアルされましたので、めでたく(?!)進路応援Blogも再開したいと思います♪
大学入試はもちろん、部活動やその他の学校生活…長崎日大で過ごす全てのことが、生徒たちにとっては大切な「進むべき路」だと思います。そのヒントを示したり、一人ひとりが輝いて一歩ずつ前進する様子を紹介したりできたら良いなぁと考えております。なるべくこまめに更新するよう努めますので、ご愛顧を賜りますようお願いします☆彡

先週14日、本当に残念な高総体中止の報が届きました。それでも顔を上げ、前を向き、今過ごせる仲間との日々を大切にしようと心を奮い立たせる長崎日大のアスリートたちです!そんな彼ら・彼女らを追いかけてみたいと思います。

記念すべき第1弾を務めてもらうのは、バレーボール部の皆さんです♪

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