招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R2 10/26

先週の桜菊祭において、長崎日大の文芸部の作品集である『まほろば』が配布された。


長崎日大の文芸部の歴史は古く、おそらく、昭和50年代の終わり頃からなのではないかと思う。

吾輩の高校時代の恩師でもあり、教職に就いてからは国語科の大先輩として育てていただいた外輪ふみえ先生が、最初の文芸部顧問であったと記憶している。

当時から続く『まほろば』という作品集である。今年度も発行されたことを嬉しく思う。

執筆いただいた佐藤さん、秋月さん、茉莉花さん、風見さん、寒冷前線さんに敬意を表したい。

特に、佐藤さんの「黒デメキン」は、吾輩の心に深く残った。

また、20ページ以上に及ぶ、寒冷前線さんの「排中律と光の透明度」は力作である。経験のある方ならわかると思うが、原稿用紙10枚以上の作品を仕上げるのは大変なことなのである。

興味をお持ちになった方は、図書館に行けば入手可能かと思う。

様々な形や色の青春が輝く長崎日大であるが、穏やかに、しっかりと続いている文芸活動も長崎日大の大きな魅力のひとつである。

文芸部の皆さん、お疲れ様でした。ありがとうございます。

本日はここまで。

PAGE TOP