招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R2 10/25

日曜日の本日、昨日で模試等を終えて、静かな長崎日大である。
と、書いた途端、元気な声が聞こえてきた。

部活動の皆さんの声が、校舎の内外に響き始めた。
第1グラウンドでは、サッカー部が社会人チームとの練習試合、バドミントン、女子バレー、柔道、剣道と、頑張っていた。

ふと、グラウンド脇の空間に眼を止めると、
サッカー部諸君の荷物が並べておいてある。
バッグとシューズ等が規律正しく整然と並んでいる様は気持ちがいい。
長崎日大サッカー部の「オフ・ザ・ピッチ」が垣間見られるところである。

さて、昨日は大きなニュースが飛び込んできた。
広島県で開催されている陸上の「全国高校大会2020※」
吾輩注 ※今年のインターハイは中止となったため、この大会が実質的なインターハイと考えて良いところだろう。

本校陸上部の高校3年生廣田麟太郎くんが、三段跳で、優勝!日本一に輝いたのである。

昨年度のインターハイで全国3位であった廣田くんなので、校内のみならず、長崎県内においても期待が高まっていたが、本番の大勝負において、しっかり結果を出すということは至難の業である。

驚嘆、感嘆、感服…、言葉にできない。

廣田くん、保護者様、佐伯先生、皆々様に「感謝」である。

ちなみに、吾輩が覚えている平成になってからの「長崎日大の日本一」は、以下のとおりである。あくまでも記憶なのであるが、

平成4年度 陸上 岩元憲一郎 走高跳 山形国体
平成6年度 空手 嵩下敏文 空手組手 富山インターハイ
平成11年度 ゴルフ団体(扇大輔、藤島豊和、藤島晴雄) 熊本国体
平成12年度 ゴルフ個人 藤島晴雄 全国高校選手権春季大会
平成20年度 ハンドボール 埼玉インターハイ
平成21年度 柔道81㎏級 永瀬貴規 全国高校選手権
平成23年度 柔道81㎏級 永瀬貴規 東北4県インターハイ
平成30年度 柔道66㎏級 桂嵐斗 東海インターハイ

もちろん、全国大会ファイナリストやメダリストはまだまだ数多く存在する。また、全国レベルといえる大会の優勝者もいることだろう。

しかしながら、インターハイ、選手権、国体などにおいて、ここ一番で優勝を勝ち取ったアスリートとチームを紹介すると、このようになる。

全国制覇を成し遂げた高校3年生の廣田くんも、一生懸命に、練習の準備をしてくれていた高校1年生のまだ試合に出られない部員くんも、マネージャーさんも、休日ごとの模試に挑戦する皆さんも、今日も自主的に登校し、自学室で机に向かっている生徒さんも、吾輩は尊敬し、感謝する。

君たちひとりひとりが「長崎日大」である。
全校のみんなで、長崎日大を支えている。有り難しである。

本日はここまで。

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