冬季進学講座も残すところ、月曜日12/28の1日のみ(高3の「直前ゼミ」は続くが)となり、いよいよ年末の長崎日大である。
土曜日、日曜日は部活動の練習は続いているものの、いつもよりも静かな校内であった。
いつものように、本館から2号館へと一回りしてみると、ふと感じたことがある。
校舎のあちこちに「いい言葉」が存在していることだ。
拙ブログのタイトルを「ことちか(言葉の力)」としているように、生徒の皆さんの生活の周辺に「いい言葉」があるのは素晴らしいことだなと。
各教室には、それぞれの学級のスローガンや担任からの檄が掲げてあるようだ。
言葉を貼り巡らせば良いというわけではないのだが、ちょうど良い塩梅で「言葉」と出会うバランスになっているところが良いのである。
公開研究授業や学ぶ会などで、長年お世話になっている桃山教育大学の二瓶弘行先生と出会った平成21年であっただろうか。
それまでも国語の先生を生業としていた吾輩であったが、改めて「言葉の力と言葉の怖さ」を強く感じるようになった。
二瓶先生は語る。
言葉は人を救う。言葉は人を傷つける。言葉の力は生きる力。言葉の力は素晴らしく、そして怖い。だからこそ、私たちは言葉を学ばなくてはならない。
校内に、教室内に掲げてある言葉、それぞれに良い言葉である。
素敵な言葉に溢れる長崎日大でありたいものである。
本日はここまで。