招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R2 12/4

先日の高校生に続いて、今度は中学生の「税の作文」表彰のために、諫早税務署より、諫早税務署長山口一豊様をはじめ、深堀公輝様、牛島三博様、諫早商工会議所より、深堀和政様にご来校いただいた。

長崎日大中学校の草場優衣さん、瀬尾杏さんが表彰を受けたのである。いとめでたしである。

国税庁によると、中学生による「税の作文」を以下の呼びかけで募集している。

国税庁では、全国納税貯蓄組合連合会との共催により、全国の中学生の皆さんから「税についての作文」を募集しています。これは、将来を担う中学生の皆さんが、税に関することをテーマとして作文を書くことを通じて、税について関心を持っていただき、また、税について正しい理解を深めていただくことを目的としているものです。

本日表彰を受けた草場さん、瀬尾さんの作文はもちろんのこと、毎年、中学生や高校生が綴る「税の作文」を読むと「しっかりしてるなぁ」というのが吾輩の正直な感想である。

中学時代の自分のことを思い返すとなおさらである。

「税の作文」に限らず、何かについて自分なりの考えを文章として表現するという取り組みは、いつの時期でも大切なことだと思う。

特に、若き日に思いを綴ることは「自分を育てる」「自分を磨く」と言えるのではないだろうか。

昔も今も、夏休みの宿題の定番である作文や読書感想文が苦手という生徒さんも少なからずいるだろう。

近頃ではネットで拾ってお手軽にやっつけるなどというスタイルもあると聞いたことがある。

それをどうこういうつもりはないが、何となく「もったいない」気持ちがするのである。

苦手であっても面倒であっても、お手軽に走らないで、自分で絞り出して綴った文章には上手・下手の域を超えた価値がある。原稿用紙を前に「困ったな」と考え込んだ思い出もまたよろしではなかろうか。

改めて、表彰を受けた草場さん、瀬尾さん、おめでとうございます。

 

そして、今回、「自分の」税の作文を書き上げて応募した長崎日大の生徒さん全員にお疲れ様と伝えたいものである。

本日はここまで。

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