招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R2 6/27・28

土曜日、日曜日は、諫早市中総体が開催された。先週は、陸上競技、今週が室内、野球、サッカーなど主な競技、来週が空手やテニス、その後、柔道なども予定されている。

さて、土曜日はなごみの里、日曜日は久山港のサッカー場に応援に出かけた。

土曜日はあいにくの雨天であり、雨がぱらつき、グラウンドもぬかるんだ状況での試合となった。

 

雨が降って、ぬかるんだグラウンドで奮戦する日大中イレブンを見ていると、あのときのことを思い出す。

中学校サッカー部は平成23年度創部した。初年度は全員中学1年生でスタートである。

思い起こせば、交代のメンバーもいない状況で挑んだ雨の中での中総体であった。

中3中心の相手チームにはね飛ばされ、泥まみれになる中1たちを見ていて、心配でたまらなくなった。「最後まで試合ができるかな」というレベルの心配であった。

「連戦連敗であったが決してあきらめない」初期のメンバーの挫けないハートを歴代の部員たちが引き継ぎ、野崎先生からのバトンを福島先生が引き継ぎ、県中総体出場はまだないものの、諫早市の中総体では優勝レベルの学校と充分渡り合えるようになってきた。

土曜日の対喜々津中学校においても、平成23年度の心配の必要はなく、たくましい試合展開を見せ、5対1で勝つことができた。

日曜日の対戦相手である飯盛・有喜中学校の合同チームは長崎県の新人戦において準優勝を果たした強豪チームである。

昨日とはうって変わって晴天の、しかも人工芝のグラウンドという絶好のコンディションの中での一戦であった。

 

健闘空しく、1対6という大差での敗戦であった。

しかしながら、吾輩は拍手を送りたい。

これも経験である。中学生のストーリーはまだまだ続く。
いや、続くと言うよりも「ここから始まる」と言ってもよいだろう。

努力して勝てるようになった喜びも、上には上がいることを味わう悔しさも人生を生きて行くには必要な経験である。

そして、何よりも感じて欲しいのは「感謝」の気持ちである。

今回の試合の開催のためには、例年以上に、多くの皆様の努力が必要だった。

 

ぬかるんだグラウンドに何回も何回もラインをひき直してくださった運営の先生たち、いつも君たちを応援してくださる保護者の皆様、一緒にプレーするチームメイト、相手チーム、それぞれの皆様がいて競技ができているのである。

本日、晴れ渡る青い空の下、緑の芝の上で、必死にボールを追いかける日大中イレブンの白いユニフォームが眩しかった。

 

時節柄、声を挙げての応援はできなかったが、1日も早く高校・中学校の生徒さんたちへ「大声援」を送る状況になればなぁと思う吾輩であった。

本日はここまで。

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