朝から、田代教頭先生の声が校舎内に響いている。
今般の長崎県内におけるコロナウイルス感染の拡大を受けて「もう一度、気を引き締めて感染防止対策を!」という呼びかけである。
吾輩も少しつけ加えて話をさせていただいた。
その話の最後に「医療従事者の皆様への敬意と感謝」を述べさせていただいた。
長崎日大の生徒さん、教職員の皆さんのご家族やお知り合いまで含めると、かなりの数の医療に従事する方がいらっしゃるかと思う。
その皆様に少しでも感謝の気持ちをお伝えしたくてのことである。
常日頃から、感謝の気持ちを抱いていた吾輩であるが、先日、友人であるコータロー氏(拙ブログで何度か紹介した米国在住のフォトグラファーである。)と話したときに、
「日本ではホントに医療従事者に対する差別や偏見などがあるの?」と尋ねられ、
「確かに報道で、そんな心ない行動が取り上げられたことはあるけど、長崎とかでは直接聞いたことはなかけどなぁ。」「みんな感謝の気持ちを持っとると思うよ。」と答えた。
コータロー氏いわく、「大げさに聞こえるかもしれんけど、アメリカでは医療従事者はヒーローとして扱われとるばい。」とのこと。
現状において、医療に携わる皆様の負担が肉体的にも精神的にも大きくなっていることは否めない。
改めて、医療従事者の皆様に「敬意と感謝」を表したい。そして、できる限りの感染防止に努めたい。
さらに言うならば、平時においても、お互いの職業や取り組みに対して、まず否定から入るのではなく、お互いに「敬意と感謝」を持って接していくような世の中であればいいなぁと思う次第である。
本日はここまで。