招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R2 8/7

昨日も綴ったが、夏季学習強化ゼミの中止と部活のオープンスクールの延期により、本日をもって生徒さん(中学生は8/7から)は夏季の休暇に突入である。部活動をのぞけば、次に皆さんとお会いするのは8/17となる。

有り体に言えば、短いながらも「夏休み」である。全員の「怪我なく、事故なく、病気なく」を祈る次第である。明倫館の寮生諸君をむはじめ、今回、保護者様の下に帰省する生徒さんたちにメッセージを綴ってみた。

帰省する生徒の皆さん、保護者様へ

長崎県においても、次第に新型コロナウイルスの感染が拡大する中、保護者様と皆さんのご理解とご協力によって、どうにか夏季休暇の時期を迎えることができました。本当にありがとうございました。

それぞれの帰省先においても、油断できない状況にあることに変わりはありませんが、保護者様と一緒にしばらくの休暇をゆっくり楽しんでいただけたらと思います。

さて、一般的に、お盆の時期などは懐かしい方々との再会や複数の親族の皆様と一緒に過ごすこともあるかと思いますが、今回に関しては、できるだけ「自宅でくつろぐ。」「家族だけで過ごす。」というスタイルでの生活をお願いします。

帰省すること自体は問題ないと思いますが、帰省前後の体調管理は大切です。毎日の健康観察(特に検温の記録)、外出時の行動の記入は確実に行いましょう。

むやみに怖がるのではなく、また、「自分は大丈夫だろう。」と油断するのでもなく、冷静に、これまで同様、体調管理や帰省先での行動に注意するなど感染症対策の徹底が必要です。

私なりにわかる範囲での長崎県内での発生事例の詳細を見てみますと、感染の原因と考えられるのは、外出しての会食、無防備な密空間での遊興、そして、何と言っても、マスク着用、手洗い、換気、除菌といった基本的な対策の緩みです。

保護者様の下を離れ、長崎日大で学業や部活動に頑張ってくれている皆さんに対して、たまにしかない帰省先での休暇中くらい「思いっきり楽しんでおいで!」と送り出したい気持ちで一杯なのですが、何よりも大切な皆さんの健康と仲間の健康、そして、みんなの学校生活を守るために、今回は我慢してください。

さらに、うるさいことを言って申し訳ないのですが、帰省先での生活の乱れ(睡眠不足や暴飲暴食、過度に身体を冷やすなど)は免疫力を低下させ、感染しやすくなるとの話を聞いたことがあります。のんびりするのは良いことですが、どうかその点にも注意してください。

夏季休暇を終え、8月17日頃に、元気な姿の皆さんと再会することを楽しみにしています。短いですが、良い夏休みを過ごしてください。

最後になりましたが、保護者様におかれましては、大切なお子様と離れての状況に、コロナウイルス感染の不安が加わり、ご心配も一入であるとお察し申し上げます。

しかしながら、保護者様と学校の連携をさらに強めていき、大切なお子様を守っていく対応をひとつひとつ進めていく所存でございます。何卒、今後ともご理解とご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

すべての生徒さん、保護者様、そして、先生たちや関係の皆々様に対しても、ここまでのご理解とご協力に「大感謝」を申し上げる次第である。良い休暇をお過ごしください。である。

本日はここまで。

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