招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R2 9/12・13

今週の土・日、9/12・13は、「長崎日大のオープンスクール」であった。

例年の初夏に開催するオープンスクールの実施は断念せざるを得ず、部活動体験を中心とした「部活のオープンスクール」をどうにか開催できた状況であったので、今回の「秋のオープンスクール」は、まさに「満を持して」の開催であった。

 

とはいえ、いつもどおりとはいかず、高校は各中学校を地区別に分けて、2日にわたっての実施となった。中学校は地区別というわけにもいかず、2日をそれぞれ2チームにわけ、4分割での実施であった。

校舎玄関の受付には、アナログな吾輩にはもはや使い方すらわからない最新機器がそろい、検温等を行っている。

各会場では担当者による除菌など、デジタル・アナログ両面から感染防止に鋭意努めつつのオープンスクールであった。

高校のオープンスクールは、担当の先生方や生徒会の皆さんにお任せし、今回は、中学校のオープンスクールを中心に参加した吾輩であった。

体験授業と学校説明会を交互にたすき掛けで行う構成であった。

吾輩も心を込めてのご挨拶を都合4回行った次第である。

まず、創立30周年となる長崎日大中学校が、長い時間をかけて構築してきた「現時点でのベスト」と実感できる教育内容と、中高一貫教育の大きなメリットについてお話しした。

次に、創立以来変わることのない、親身になった面倒見の良い温かい教育、6年間うまくいくときもいかないときも、どんなときでも寄り添って歩く教育、現状に満足することなく常に学び続ける学校であることをご説明申し上げた。

そして、最後に、説明会のご挨拶のたびにお話しするのだが、中学受験において最も肝心なのは「適性」である。ということをお話しした。

それぞれの学校の特徴や教育内容等をしっかり見定めていただくことと、お子様の現段階での状況と将来に向かっての考え方を改めてよく考えていただくことが大切なのである。

学校の内容を説明会や相談会をとおしてよく理解していただくこと以上に、お子様としっかり向き合っていただき、言葉を交わしていただきたいのである。

そして、最後は「ご本人による意志を持った選択」ができることが望ましいのである。

中学校の生徒会長さんと副会長さんの司会による説明会は、吾輩→副嶋クリエイトコース長→原口進路指導部主任→近澤入試主任→大久保教頭の順に進んだ。

時間の制約がある中、全員が目一杯の説明を行っていた。

桜舞う頃、本日ご参加いただいた皆様とお会いできることを切に願う吾輩であった。

高校・中学のオープンスクールにご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

本日はここまで。と思ったのだが、

今回のオープンスクールにおいて、いつも以上に嬉しいことがあった。

長崎日大の特徴として、兄弟姉妹でのご入学が非常に多いことが揚げられるのであるが、それに加えて増えてきたのが、親子でのご入学である。創立53年となる高校の方は以前から多かったのであるが、近年、中学校、つまり、長崎日大で中高6年間を過ごした卒業生のお子様たちのご入学が増えてきたのである。

日大中の1期生の担任を務めた吾輩としては、とてもとても嬉しいことであり、とてもとても「歳取ったなぁ」と感じたしだいである。

今度こそ、本日はここまで。

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