いよいよ、いよいよ、大学入試共通テストである。
昨日の高校特別入試と併行して、試験会場の下見が行われていた。
高校1年生当時に国語を担当していた(中高一貫の生徒さんたちは中学1年生から)今年の高校3年生の皆さんの「大学入試共通テスト」である。
今週に入ってから、顔を合わせる生徒さんたちが「先生、頑張ってきます!」「オール・アウトしてきます。」と、笑顔で挨拶をしてくれる。
「よくぞ、ここまで成長してくれた」と思わせる大人びた凜々しい横顔に、それぞれの、中1、高1のときの面影が重なる。
現在の吾輩の心境は「先生」というよりも、もはや「保護者」である。
本日、明日と受験するのは273名、先ほど、文系・理系ともに全員無事に最初の試験会場に入ったところである。
毎年、この日に綴っていると思うが、思い起こせば、平成3年度、初めての特進クラスとして受験したセンター試験。受験者は20余名であった。
平成の時代を経て、273名。数が多ければ良いというわけではないが、やはり感慨無量である。
歴代の生徒さんと先生たち、そして保護者の皆様の1日1日が積み重なって、今日を迎えている。
吾輩が望むのは「好結果」だけではない。
最も求めるのは、緊張しつつも、全員が全力を振り絞って最後まで全うしてくることである。
それが長崎日大が目指すものである。そして、その経験が今後の人生を支える財産となる。
頑張れ!日大!である。
本日はここまで。