明日に迫った「中学校第二回入試」の準備が進む長崎日大である。時節柄、スペースに余裕のある配置をこころがけたテスト会場づくりに努めている。
入試広報主任の橋本先生、中学校入試主任の近澤先生をはじめ、入試部の先生方が手慣れた様子で会場づくりから受付、感染防止対策など、入試の準備をてきぱきと進めている姿は実に頼もしい。
年明け早々の入試である。受験する小学6年生の皆さんの中には人生で初めての「受験」となる方も少なからずいらっしゃることだろう。
緊張するのは当然であるが、気になることなどは何でも気軽に尋ねていただいて落ち着いたベストを尽くした受験となることを祈っている。
中学校の入試説明会などでよく申し上げることだが、
首都圏ほどの過熱ぶりはないものの、長崎県においても「中学受験」というものがそれほど珍しくない時代となった。
結論から言えば、地元の公立中学校に進むも良し、県立中学校を目指すも良し、難易度の高い私立中学校を目指すも良し、雰囲気や校風が合いそうな私立中学校を目指すも良しなのである。
大切なことは、「意志」を持って中学校を選ぶということなのである。
漫然と中学校に進むのではもったいない。
小学6年生の自分と保護者様が、どのような意図を持って中学校に進むのかを改めて考えてみる、それぞれの学校の特色とご自身の特性・将来の希望をすり合わせてみるとが大切なのである。
「12歳での進路選択」は、それだけで大きな価値がある。
もっと言えば、その結果、どこの中学校に進んだとしても良いわけである。
もちろん、ご縁があって、長崎日大に入学していただけたならば、お子様を精一杯大切にして、保護者様と一緒に歩んでいく所存である。
12歳の凜々しい受験生が思いを込めて懸命に答案に向かう。
明日の入試が楽しみである。
本日はここまで。