期末考査が半分終了した土日である。
「さすがに今日は誰もいないよね。」と思っていた土曜日、学校に来てみると、ちらほらと中学生の姿が。
よく見ると、中学校柔道部の諸君であった。
28日にある長崎県の新人戦のためかなと思い、声をかけると、「これから明日の試合会場(今年は小野体育館を使用)の設営の手伝いに行きます。」との元気な返事が返ってきた。
ご存じのように、コロナ禍の影響で各競技日程が大きく変更されている今年度、中高の競技における秋~冬の大会の最後を飾るのは中学校柔道の県新人戦である。
さて、28日、吾輩も小野体育館へ向かった。
各地区の優勝校をはじめとする上位校が参加するトーナメント戦。
危なげなく1、2回戦を勝ち上がった長崎日大は、準決勝で「強豪」長崎南山中学校さんとの激突である。南山高校さんもそうであるが、南山中学校さんも体格が大きく実に強そうな皆さんである。
スコアこそ差をつけての勝利を得ることができたが、「この世代の生徒さんたちもまた中3~高3と、お互いに切磋琢磨しながら良きライバルとして成長していくんだろうなぁ。」と頼もしく感じた。
決勝戦においても安定した試合運びによって、優勝を遂げることができた。
今年度は、高校・中学ともに「総体」と「新人戦」において県を制することができた。
吾輩の記憶が確かならば、これは「初めてごと」ではないかと思う。
中学校・高校の柔道部の皆さん、保護者様、松本先生、原口先生、田中先生に心から「おめでとうございます。ありがとうございます。」と申し上げたい。
期末考査中の開催にも関わらず、頑張ってくれた中学校柔道部の皆さん、お疲れ様でした。
さてさて、高校・中学校の秋~冬の大会を中学校柔道部が最高の形で締めくくってくれた。
野暮なことを言うようだが、「期末考査がまだ半分残っている。帰ってから疲れて眠くてもできるだけ机に向かうんだよ。」「頑張れよ。」と心の中で思う吾輩であった。
本日はここまで。