本日は柔道の県新人戦である。吾輩も午前の勤務を終え、急いで県立体育館武道場に向かった。
幸いに準決勝から応援することができた。準決勝を危なげなく勝ち進み、
いざ!決勝戦!
やはり、勝ち上がってきたのは、強豪南山高校さんである。
鍛え上げた重量級が揃う南山高校さん。実に強そうである。
さて、我らが長崎日大の新チームは如何に戦うか。
結果から言うと、しびれた試合展開であったが、2対1での勝利、見事に優勝を果たすことができた。
今回の決勝戦を観ていて、思ったことがある。
男子の団体戦の決勝を前に女子の決勝が行われ、長崎明誠さんが優勝を果たした。その直後に男子の決勝が始まったわけだが、男子の決勝を応援している吾輩の背中から気合いのこもったかけ声が聞こえてくる。
何かなと思って振り返ると、ついさっき優勝した長崎明誠さんのメンバーが打ち込みをやっているのである。繰り返すが、優勝直後にである。
「明誠さんが目指すところはここではないんだな。」と思いつつ、男子の決勝に向き直った。
そして、男子の優勝が決まった瞬間、長崎日大を率いる松本監督からも厳しい「檄」が飛んだ。
何と言っても優勝である。嬉しくないわけがない。
しかしながら、「笑顔無き優勝」であった。
長崎明誠さん同様、長崎日大柔道部の目指すものもここではないのだろう。
その「檄」の真意を部員諸君は理解していたのだろう。翌日の個人戦においても3階級での優勝をはじめ、入賞多数、立派な結果であった。
柔道部の皆さん、松本先生、原口先生、田中先生、お疲れ様でした。
無観客での開催ながら会場外からのぞきつつ、熱く応援してくださった保護者の皆様ありがとうございました。
本日はここまで。