長崎日大に「夜回り先生」こと、水谷修先生の声が響いている。
と言っても、水谷先生にご来校を賜ったわけではない。
長崎県学事振興課からのご案内をいただき、県内の各高校さんをサテライト会場としての配信、つまり、「リモート」による水谷先生の講演会である。
今さらながら、「便利な時代になったなぁ。」と思う。
今も続くコロナ禍によって失われたものは計り知れなく大きいが、このリモート等の利用頻度に関しては10年分くらい一気に進んだ。
本日も、各クラスに設置されたプロジェクターとスクリーン、そして、生徒全員が持つChromebookによって、円滑に講演を拝聴できているのである。
生徒さんたちの「学びの扉」は大きく拡がった。
とはいえ、勝負はここからである。
ICT環境の整備をゴールではなく、スタートとしなくてはならないということは吾輩が度々申し上げていることである。
そして、リアルが良い・リアルでも良い・オンラインが良い・オンラインでも良い、といった取捨選択も必要だろう。
考えなければならない。学ばなければならない。
長崎日大の「新しい学び」を実感した本日であった。
本日はここまで。