招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R3 12/17・18

今週の土曜日12/18は、長崎県の「県下一斉実力テスト」が実施される。
一昔前は、長崎五校などの県下の公立進学校を中心に全県を挙げて鎬を削る一大行事であった。

と、過去形で書くとお叱りを受けそうであるが、長崎県内における「県下一斉実力テスト」の存在感に変化があったのは否めないところかなと思う。

とはいえ、作問に携わっていらっしゃる長崎県各校の先生方が、県内の高校生の学力向上を期して精魂込めて作成していらっしゃる試験問題である。

高校生が現時点での実力を量るにはもってこいの経験であろう。かく言う吾輩も若い頃は、1月の県下一斉(当時は1月の実施であった)の過去問を研究し、「ここでこの問題(特に古典において)に対応するためには」と授業計画や進度を考えていた覚えがある。

部活動における大会前と同様なのだろう、金曜日までの放課後進学講座は生徒さんも先生たちにもいつも以上の気合いが感じられた。

冬を迎え、夕刻6時を過ぎると辺りはもう真っ暗である。中学1年生から高校3年生まで、校内の各教室で展開されている「放課後進学講座」。

近頃特に寒さを増した中でも厳しい練習を続ける運動部、文化部の皆さんの練習。
土曜日の2時3時くらいだったか。県下一斉が終了して部活動に向かう生徒さんと第2グラウンド付近ですれ違う。

「テストできたか?」と声をかけると、「とにかく頑張って答案埋めました!」との答えが返ってきた。
校内に戻ると、武道館や体育館からも元気な声が聞こえてきた。

それぞれの中学生活、高校生活があるだろう。
お互いの異なる努力を尊重し、みんなで成長していく長崎日大でありたいと願う吾輩である。

本日はここまで。

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