招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R3 12/23・24

昨日の終業式で、第二学期を終了したものの、長崎日大の令和3年はまだまだ続くのである。来週火曜日12/28までは、恒例の「冬季進学講座」が実施される。

さて、今回の「進学講座」の注目点は、これまでにない新趣向で実施されることだ。

従来の講座は基本的には「通常授業」と同じく、既成の学級単位での受講が主であった。

今回は、高1、高2のクラスを解体して、それぞれが希望する講座を選択して受講するパターンになった。

従来の形に固執することなく、「より効果的な講座ができないか」と、進路指導部の先生たちを中心に検討を重ねてきての実施である。

簡単に言うと、①講義 ②質問 ③演習という3つの番組が併行して組まれており、生徒の皆さんはそれぞれの内容を吟味し、自分の日程を自分で選択して組み立てていくのである。

進路指導部主任の塩田先生いわく、「自分で選択して、自分にとって最も効果的な講座メニューを作ることになります。これもセルフマネジメントのひとつであり、主体的な学習につながるのではないでしょうか。」

昨日、今朝と校舎内には、塩田先生の檄が響いている。
取り組む前と取り組む後の計画と準備、そして検証の大切さも説いていた。

「学習の目的は、学力向上のみに非ず」である。「学ぶ」という過程において、自らを総合的に成長させることを目指してほしいものである。

各教室で自分の課題に挑む生徒さんたちが、いつも以上に頼もしく見えた。

本日はここまで。

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