長崎日大のスクールカウンセラー、木住野先生の「カウンセラーだより」を拝見した。
「ぼんやり」は「ひらめき」に至るための必要なステップと題した文章である。
ひらめきに至るまでのプロセスには、準備、孵化(ふか)、啓示、検証の4つの段階があるのだそうな。
特に、「孵化」、これが大切で、手詰まりになったとき、ちょっと問題から離れて別のことをしたり、ぼんやりしているとアイディアやひらめきが訪れることがあるという。
実はこのぼんやりをどう過ごすかが大切らしい。
単なる休憩ではなく、自分をリラックスさせる何かがあるといいのかなと。
少なくともスマホを触ることではないようだ。
そう言えば、クラスの担任をしていたとき、こんなことをよく話していた。
頑張ることは大切だけど、それと同時に「これをやったらリラックスできる」という自分なりの「リラックスアイテム」を持っておくことも大切なんだと。
君のリラックスアイテムは何だい?と尋ねて、それぞれの答えをネタにみんなで一緒に笑っていた記憶がある。
「寝ること」と「食べること」が多かった覚えがあるが。
高校の木住野先生にしても、中学校の出口先生にしても、「カウンセラーだより」の発行など、こつこつと地道に生徒さんたちに呼びかけてくださっている。
ひとつひとつが長崎日大を支えている。有り難しである。
本日はここまで。