6/8までの開催である陸上競技や勝ち進んでいるサッカーを除くと、今年度の高校総体がほぼ終了した。
優勝、ベスト4、ベスト8、初戦突破などなど、団体と個人においてそれぞれが目標として掲げたものを達成できて歓喜に湧いた場面もあれば、力及ばず悔し涙を流した場面もあることだろう。
しかしながら、思い出して欲しい。昨年の今頃を。先輩たちは喜びも悔しさも味わえぬままに過ごしていたのである。
関係各位、各方面のご尽力と生徒の皆さん、多くの保護者様のご理解とご協力により、無事に長崎県高校総体が開催され、順調に進んでいっていることに感謝と敬意を申し上げたい。
6/7の男子ハンドボールの決勝では、全国的な強豪校として知られる瓊浦高校さんを準決勝で破り、決勝進出を果たした長崎工業さんとの対戦であった。
先般、県の春季戦を制し、自信を持って臨んだ長崎日大であったが、長崎工業さんの勢い止めることはできず、終始主導権を握られた試合展開となった。
自分たちの力を充分に出すことができない完敗であった。
長崎日大の部員諸君はさぞや悔しい思いをしたことだろう。
その昔、インターハイでの優勝の経験もある長崎日大ハンドボール部の前監督である谷山先生の「相手の最高とこっちの最悪がぶつかっても勝てるようにしておかなければいけないんだ。」という言葉を聞いたことがある。
谷山先生の言葉を思い出すような試合展開であった。
先日も記したが、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし。」である。
県高校総体に臨んだ選手、部員の皆さんにとって、それぞれの目標と結果があったことだろう。大切なのはここからである。
競技に限らず、部活動に限らず、今回の経験を自分の生活や人生に反映させていって欲しい。
本日は、県高校総体の代替のお休みであるが、すでに新チームとして始動している部活動、全国大会をはじめとする今後の試合に向かって取り組んでいる部活動、ひとまずお休みをとり鋭気を養っている部活動とそれぞれのようである。
勝つも良し、負けるもなお良し、長崎日大。
勝ったらもっと強くなる。負けてももっと強くなる。
どんなことがあっても、いつまでも応援するのである。
本日はここまで。