招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R3 9/3

先日の午後、クリエイトコース高校1年生の皆さんが、ビジュアルホールに集まっていた。
何しているのかな?と覗いてみると、「さあ!2学期がんばるぞ!」と、気持ちを引き締める意味での「1年1、2組のコース集会」ということであった。

 

担任である池内証子先生、浦添先生、上園先生からの成績データをはじめとする叱咤激励を生徒さんたちも真剣に聴いていた。

中1の頃から見守ってきた皆さんであるが、改めてその顔つきを見ていると、高校入学から5ヶ月が経過し、少し大人びた表情に成長したように感じた。

毎年のことであるが、中学時代に頑張ってきた生徒さんであっても高校に入っての学習は「やはり大変だな」と感じることが多い。また、そうでなくてはならない部分もあるだろう。

学業も部活動もしかりである。1日1日を乗り越えていく中で「本当の力」がついてくる。それを成長というのである。

ただし、頑張ることと無理をすることは違う。考えることと悩むことは違う。

落ち着いて冷静に現状を見つめ、助けが必要な場合は「人に頼ること」が必要である。

余計なことであったが、吾輩もついつい生徒さんたちに話しかけてしまった。

自立とは何でもかんでも自分だけでやろうとすることではなく、ここまでは自分でできる。ここは人に相談して助けてもらおう。手伝ってもらおう。などと「場合分け」ができることが肝要である。

「何かに頼ることができたとき、その人は自立している。」という言葉がある。一人で困らない。一人で悩まない。大切なことである。

落ち着いて、相談しながら、ひとつひとつを着実にぼちぼち頑張ってね、ということなのである。

吾輩は中学生を教えているときに、中高の6年間を野球の試合に喩えていた。なぜなら、野球は9回裏表、計18のフェーズがある。
中高の6年間は毎年3つの学期、6年×3学期で18である。

つまり、中1の1学期は野球で言えば1回の表、高1の1学期が終わり、2学期が始まる今は6回の表となる。

勝負はここからである。

クリエイトのみならず、プログレス、アカデミー、デザイン美術科、長崎日大の高校1年生全員の健闘を心から祈る。

落ち着いて落ち着いて。具体的に考えて具体的に動く。
あわてず、あせらず、あきらめず、
全員・全力・全う!である。

本日はここまで。

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