先般実施された「日本大学基礎学力到達度テスト」の結果による日本大学セレクションの結果(これで日本大学への進学が決定する学部・学科もある。)が発表されたり、野球部の九州大会出場をかけた県大会準決勝があったりと、ハラハラドキドキが多い週末である。
10/8・9の土日を使って、中学校と高校の「秋のオープンスクール」を開催した。
春や夏のオープンスクールや説明会と多少異なり、具体的な入試の説明や試験問題等の説明も取り入れた内容である。
特に、中学校の入試問題解説などは「初めての受験」ということもあり、かなり細かいところまで説明申し上げることとなる。
中学校は大会議室がいっぱいとなり、高校はビジュアルホールでは入りきらず、広い教室を利用してのご説明となった。
その他、リモートでの配信をご利用いただいた皆様も多く、例年以上のご来校、ご視聴をいただいたようで、非常に有り難い2日間となった。
説明会は、私たち長崎日大が「お伝えしたいこと」と、ご来校いただいた皆さんが「知りたいこと」のアジャストが大切だと思う。
また、第一志望として、春、夏、秋のオープンスクールや説明会にすべて参加いただく皆様も多く、せっかく来ていただいたのだから、毎回確実にお伝えしたいこととそれぞれの特色のある内容をバランス良くお届けできればと工夫していかなければならない。
お帰りの際にいただくアンケートを拝見すると、「来て良かった。」という声をたくさん見ることができた。ホッとするところである。
ご来校いただく皆様のニーズを的確に推察し、どうすれば、喜んでいただけるか、手応えを感じていただけるかを考え続けていかなくてはならない。
学校の環境・設備、雰囲気の明るさ、楽しさなど。または大学合格実績や部活動の活躍など。先進的な取り組みや授業の工夫など。お伝えしたいことは山ほどある。
しかしながら、長崎日大が最もお伝えしたいのは、創立以来一貫して目指している「親身になった愛情基本の教育」である。
ICT推進が声高に叫ばれ、選択制、総合型などなど、新しい手法が求められているかのような世情である。それもいいだろう。
しかしながら、大切なことは、流されず上滑りせず、地道に丁寧に愛情を持って、従来の、そして、これから求められる教育を進めて行くことではないだろうか。
まだまだ、行き届かないところもある長崎日大であるが、生徒さんと保護者様のご理解とご協力、先生たちと職員の頑張りによって確実に歩を進めることができている。有り難しである。
各種のご説明で申し上げるとおり、卒業のとき、「長崎日大で良かったね。」と生徒さん、保護者様に言っていただけるような学校であるように鋭意努力していかなければならないなと、ご来場いただいたたくさんの皆様を眺めつつ、改めて思う吾輩であった。
「秋のオープンスクール」にご参加いただいた皆様、ご視聴いただいた皆様、誠に有り難うございました。今後におきましても、学校説明会や個別相談会などが続きます。ぜひご参加いただき、ご理解を深めていただければと思います。今後ともよろしくお願い申し上げます。
本日はここまで。