招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R4 12/11・12

先週の土曜日、久しぶりに、日大中サッカー部の試合を応援することができた。諫早市の中学校の新人大会である。

中3が抜け、中1・中2の新チームでの大会のため、1つの学校だけではチームが作れず、合同チームでの出場もあるようだった。

我らが日大中サッカー部は、ベンチに座っている生徒さんひとりという、ギリギリの状態であったが、単独での出場ができた。

さて、試合はというと、前半はどっちに転ぶかわからない状態であったが、後半、コーナーキックから見事などんぴしゃヘッドで先制。続いて、ミドルレンジからのこれまた見事なシュートが決まり、2対0。

リードを的確なディフェンスで守り切り、勝利を収めた。堂々の戦いぶりであった。

先般来、森保ジャパンのワールドカップに見はまっていた吾輩であるが、世界の戦い以上に、力の入った諫早市新人大会一回戦であった。

学校に戻り、中学校の教室を眺めていると、各所に「言葉の力」が発揮されている。

中学、高校の別なく、以前から、長崎日大には「言葉の力」、所謂「パワーフレーズ」の掲示や書き込みはよく見られるところであるが、中学校校舎には特に多いような。

生徒さん、先生たちの気持ちが伝わってくる。

学習もスポーツも大事、でも、何よりも、心優しく穏やかに成長してほしいと願いつつ、各教室を見て回る吾輩である。

もうひとつ、ここのところのことをご紹介しておこう。

先週ちと触れたが、中学校の技術科の栽培の授業を利用して、チューリップの球根を植えている生徒さんたちが見受けられた。

日大中においてもう10年近く続いているだろうか。新入生の皆さんを歓迎する気持ちで栽培するチューリップである。

さて、近頃の話である。早朝の校舎前に出てみると、ひとりの中学生が、ホースを引き出して、チューリップを植えたばかりのプランターに水をやってくれている。

特に係りではなく、誰に頼まれたわけでもないらしい。

せっかくだから、うまく育ってほしいなという気持ちからだそうな。

部活動の頑張りも、教室・校舎に漂う雰囲気も、ひとりの生徒さんの善行も、中学校の充実を感じさせるものである。有り難しである。

本日はここまで。

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