招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R4 3/15・16

水曜日は長崎日大中学校の文化活動を結集した「文化発表会」の日である。今日も明日の準備に勤しんでいる中学生徒先生たちの姿があちこちに見える。

そもそも、この「文化発表会」は、学校生活、授業や部活動をはじめとする、日大中の様々な学習活動や文化的活動の中から生まれてきたものである。

最初は校内での小さな発表会だったが、年を重ねるごとに、その内容が充実し、文化活動の幅を広げ、近年では諫早文化会館で開催していた。

未だコロナ禍にある年度末ということで、校内での文化発表会というスタイルとなった。

とはいえ、校内での開催の利点を活かし、ボリューム感たっぷりの内容である。

空手道部と吹奏楽部による新しいオープニングに始まり、第1部では、中3の修了研究発表や中2のスーパーサイエンスレクチャーの発表など、各種の研究発表。

第2部では、英会話部のパフォーマンス、英語暗唱、中2の長崎英語さるく~観光案内~、中3・高1のGEP研究発表。

第3部では、演劇部の朗読劇、初めての参加となる中1の英語劇。

お昼休みには、オープン参加の高校生による歌とダンスのパフォーマンスがビデオ上映されていた。

盛りだくさんの内容であった。

GEPこと「グローバル・エデュケーション・プロジェクト」を立ち上げて、
14年が経つ。

GEPや今年度から特に力を入れている「発信力の育成」をはじめとする、長崎日大の中高6年間で進めて行く皆さんの学びは、こけからの新しい時代の動きに充分に対応できるものだと確信する。

もっといえば、そんな時代になることを予測して、10数年前から根気強く進めてきた取り組みの一つが文化発表会である。

この発表会のすべての演目に共通するポイントが「学ぶ、考える、表現する、発信する」という行為である。

本日のひとつひとつの発表や取り組みは小さな一歩かもしれないが、それは大きな前進、大きな成長につながるものだと吾輩は信じている。

制約の多い中で、頑張って準備に励み、勇気を持って発表してくれる生徒さん
その生徒さんたちを導いている先生たちに感謝と尊敬の気持ちを表したい。

本日はここまで。

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