この週末、懐かしい再会ができた。
先般のセンバツ甲子園出場は、それ自体、非常に喜ばしいことであったのだが、それに加えて、久しく途絶えていた卒業生のみなさんと久闊を叙す機会となったのも嬉しいことであった。
その関連で、久しぶりに連絡を取り合ったYくんという卒業生がいる。
吾輩が、明倫館の寮監を務めることとなった平成21年当時の高校2年生であるから、12年前の卒業である。
寮生活には人一倍思い入れのある吾輩であるが、当時の寮生の皆さんは今でもひとりひとりよく覚えている。
高校時代、テニス部として頑張ったYくんは、日本大学商学部へと進学、卒業後、名前をいえば皆さんよくご存じの全国展開する大手のスイーツ会社に就職(現在はコンビニなどで販売する商品開発に携わっている)、関東在住、結婚し、自宅も建てたそうな。立派なものである。
今回、佐世保のご実家への帰省を利用して学校と明倫館に立ち寄ってくれた。
卒業以来、初めての来校だったので、学校内を案内すると、新校舎、新キャンパスを見て、各所で「ウワーッ」と驚いていたYくんであった。
さて、Yくんは、来校と同時に、自社のスイーツ、シュークリーム&エクレアを160個送ってくれていた。
寮生諸君、大喜びである。恩師の渋谷先生も駆けつけてくれて思い出話に花が咲いた。
週明けの本日届いたLINEには、
長崎日大がまるっきり新しくなっているのに大変驚きました。
明倫館の後輩たちは礼儀正しく元気で気持ち良かったです。
スイーツ喜んでいただけてよかったです。
私にとって記憶に刻まれる良い時間になりました。
スイーツは人に幸せを届けることができる大切なアイテムだと、誇りを持って仕事しています。
たくさんの人に幸せを届けることができるように頑張ります。
長崎日大と明倫館のおかげで今の自分があると思います。
今回お会いすることが出来なかった皆さんにもよろしくお伝えください。
と記してあった。有り難しである。
本日はここまで。