土曜日の午後、嬉しい復活があった。
長崎日大の同窓会役員会が久しぶりに開催されたのである。その席上で、今夏の同窓会総会の開催も決定した。まだまだ「世の趨勢を鑑みての」という条件付きではあるが、久しぶりの復活である。
先般、3年ぶりに開催することができた「育成会総会」に続き、長崎日大にとっては、非常に嬉しいことなのである。
長崎日大の第6代理事長である長江啓泰先生がよくおっしゃっていた言葉に、「学園の主役は生徒さん。同じ舞台で主役を輝かせるのが先生たち。」
「ただし、それを見守り、応援して、下支えする両輪は、育成会と同窓会の皆様。」というものがある。
「生徒さんはもちろん、保護者様と卒業生の皆様を大切にしなきゃいけないよ。」と繰り返しご教示いただいたものである。
ここ数年、生徒さんの学校行事、育成会行事、同窓会行事とすべてに渡って、開催ができなかったり、規模縮小しての最小限の実施に留まっていた。
時節柄仕方の無いこととはいえ、非常に申し訳なく、胸の痛むところであった。まだまだ感染防止のガードを緩めることはできないが、気をつけつつの前進となる。
長崎日大の同窓会は、長崎・西彼支部、諫早支部、長崎県北・佐賀支部、島原地区・熊本支部、大村・東彼支部、東京支部、福岡支部、大阪支部に、本校にお勤めの卒業生からなる校内支部を加えて、9の支部から成り立っている。
土曜日は、同窓会会長の本田友宏様をはじめ、東京と大阪をのぞくすべての支部長さんや役員の皆様勢揃いの役員会であった。
29回生であり、校内支部長でもある平山清一郎先生からも「春のセンバツ」に際してのご協力に対して厚く御礼を申し上げていた。
1回生から幅広い年齢層で構成される同窓会役員の皆さんであるが、会長である本田さんが25回生と実に若く、役員さんの最年少は39回生ではなかったかと記憶している。
学校も、同窓会も、先輩たちのご尽力の上に成り立っている。
感謝の気持ちを忘れずに、長崎日大の魂を継承していきたいものである。
土曜日の同窓会役員会の翌日、高校野球のNHK杯中地区大会の決勝戦であった。
1塁側スタンドには、野球部の諸君、その保護者様、そして、多くの同窓生が、これまた1回生から、昨年度の卒業生まで応援に来てくださっていた。
幸いに勝つことができ、スタンドいっぱいに笑顔がひろがった日曜であった。
嬉しい、嬉しい、感謝、感謝の週末となった。
本日はここまで。