招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R4 8/4・5

4日の朝、高校柔道部がインターハイにいざ!出陣である。5日には中学校柔道部も九州大会へ(全国大会は8月の末)出陣!。

この夏、全国で戦う柔道、陸上、ハンド、ゴルフの皆さんをはじめ、各部活動が熱く躍動している。

さて、学校では、デッサン強化ゼミ、学習強化ゼミと、こちらも部活動に負けじと熱い取り組みが見られている。

そもそも長崎日大の夏の学習は、前期・後期の夏季進学講座とその間に実施する学習合宿で形作られていた。

忘れもしない吾輩が高校3年生の夏であった。完成したばかりの「明倫館」において初めての学習合宿が実施された。

そこから10年ほどは、夏季も春季も「明倫館」での学習合宿が定番であった。

現在からすると考えられないような話だが、明倫館に男女合わせて最大200名くらいの生徒さんが宿泊したのである。

時代の趨勢も伴い、平成の4年か5年には、小浜を中心に校外での学習合宿が実施されるようになった。

平成の最初は限られたクラスのみの実施であったが、平成の中頃には中3から高3まで、なななんと800人を超えるとんでもないスケールの学習合宿となっていった。

人数と学習の厳しさは増したものの、さすが温泉の街「小浜」である。宿泊、食事、特に入浴などは非常に快適で、生徒さんたちの疲れを癒やすには良い環境であった。

 

残念ながら、ここ数年はコロナ禍により実施ができない学習合宿である。

進路指導部の先生たちを中心に知恵を絞り、合宿に匹敵する学習効果を上げる取り組みとして企画したのが「学習強化ゼミ」なのである。

  

思うに、放課後や休暇中の講座は「授業の延長」であってほしくない。同様に、学習強化ゼミは「講座」の延長であってほしくない。
一段も二段もギアを上げた強烈な意志を持った学びであってほしい。

各教室を見て回ると、その思いが具現化されているように感じた。先生たちの思いがこもった檄文が随所に貼られ、学習合宿に劣らぬ「良い集中」である。

頼もしきこと、この上なしの長崎日大である。

 

本日はここまで。

PAGE TOP