招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R5 1/30

先般の「特別入試」に引き続き実施された、高校の「一次入試」、中学校の先生方、受験生の皆さん、保護者様、皆さんのご協力により、無事に終了することができた。

この後も、中高の小さなものが残ってはいるが、大方の入試が終了である。

受験いただいた児童・生徒さん、保護者様、中学校や塾の先生方、皆々様に心から感謝申し上げる次第である。

さて、先週は野球部のセンバツ出場決定に湧いた長崎日大であるが、本日はまたまた嬉しい知らせが飛び込んできた。

ここのところ、熱戦が続いていた県の高校サッカー新人戦にて、18年ぶりとなる優勝を成し遂げたのである。

 

何しろ、前回の優勝が、現サッカー部顧問である坂本先生が現役高校生の頃なのだそうな。

強豪ひしめくトーナメントにおいて、よくやったなぁと実に感慨深いものがある。

今年度をもって退任する亀田先生の素敵な置き土産とも言えるだろう。

吾輩と亀田先生はちょうど10歳違う。とはいえ、平成~令和の長崎日大においてともに頑張ってきた仲間である。

着任当時、同期の野崎先生と一緒に苦労しつつ、チームを創り上げていった過程を見てきた。口に出せない苦労もあったはずである。

また、円熟期においては、吾輩がサッカー部員が多く生活する明倫館の寮監を永く務めていたこともあり、やんちゃな少年たちが亀田サッカーを通して凜々しい青年に成長していく姿を間近で見ることができた。

2008年に、長崎日大サッカー部が初めて冬の選手権に出場したときの感動は今も忘れられない。その後、2011年にも選手権出場。県高校総体は4度制覇し、インターハイでも活躍した。

四半世紀以上ともに長崎日大で生活してきた亀田先生との別れは非常に寂しいところであるが、長崎を遠く離れた新天地での新たなチャレンジを決めた亀田先生の決断を尊重したいと、成功を祈りたいと心から思う。

今年度に入り、何度となく、亀田先生と二人で話した中で、「右も左もわからないような若造に魂込めてサッカーや教育に打ち込める場所とチャンスを与えてくれた長崎日大に感謝しています。」という言葉をもらった。

こちらこそ、有り難く、大感謝である。リスペクトできる監督であり、かわいいかわいい後輩であった。

亀田先生のバトンは、本校サッカー部OBである坂本先生に受け継がれる。

亀田先生の置き土産、そして、坂本先生の初陣、今回の県新人戦優勝は実に感慨深いものがある。

新生長崎日大サッカー部の活躍と、亀田先生の今後のご健勝とご活躍を切に祈るものである。

 

本日はここまで。

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