金曜、土曜とこの週末は、中学校・高校ともに、令和5年度最初の「学校説明会」を実施した。
中学校は初めての平日夕刻の開催。それぞれのご都合はいかがかなと思ったのだが、100名を軽く超える大盛況。
歓迎のバイオリン演奏、ダンスパフォーマンスにも力が入っていた。
学校を終えてすぐの小学6年生の皆さんの参加も多く、有り難きことこの上なしであった。
翌土曜日の高校は、いつものように午前中の開催。
おなじみの吹奏楽部の歓迎パフォーマンスが鳴り響く中、
200名を予定していたが、当日の飛び入りもあって、ビジュアルホールいっぱいのご参加をいただいた。
小学6年生、12歳での進路選択もかなり多くなってきた。
一昔前は「地元の公立」へというのが定番で、私立は特別な人というイメージが強かったのではないだろうか。
3校の県立中学校誕生以来、「ここ(12歳)で一度考えようかな。」という意識が生まれてきたのかもしれない。
中学受験に比べると高校の選択肢は多い。公立・私立の別だけでなく、選択肢は二桁ある。
吾輩が説明会で申し上げる選択の基本は「適性」である。適性を吟味するためには、二つのことが必要である。
ひとつは、自分を改めて確認すること。現状、将来の希望、保護者様とのすり合わせなどなど、しっかりと言葉にして検討する必要がある。
もうひとつは、それぞれの学校の内容である。自分が求めていることがその学校で叶えられるのかを確認するのである。説明会はあくまでも全般的なものである。個別の相談会などを利用されるのがお勧めである。
いずれにしても、複数の学校の説明を聴かれるのがよかろう。
中学校、高校ともに予想以上のご参加をいただき、望外の喜びを感じている次第であるが、喜ぶだけでなく、ご来校いただいたご縁を大切にして、ご説明に努めることが吾輩たちの大切な役割である。
常に「説明会にきていただく皆様が聞きたいことは何かな。」と様々に考えを巡らしつつ、1回1回の説明会や相談会、オープンスクールなどを大切にしていきたいものである。
ご来校いただいた皆様、本当に有り難うございました。今回を「はじめの一歩」として、今後もご縁をいただくこととお子様の健やかな成長を心から祈っております。
本日はここまで。