招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R5 5/12・13

中間考査が順調に進んでいる。昨夜は定期考査中の恒例として、長崎日大の男子寮、我らが明倫館を激励に訪れた。

昨夜の担当であった陸上部顧問の松尾先生から「みんなよく頑張っていますよ。」と聞き、喜ぶ吾輩であった。

数名の寮生さんと話すと、「高校総体で頭がいっぱいですが、とりあえずテストはテストでしっかりやっとかないとですね。」となかなかに頼もしい声が。

「普段からこれくらいやってたら、クラスで一番になれるかもです。」というセリフもかわいいものである。

毎年、慣れるまでは大変だろうなと心配するのが、新寮生の皆さんであるが、寮監の先生たちによれば、「かなり慣れてきていて生活のリズムがつかめてきているようです。」と聞いて一安心であった。

思春期、青年期の中高生が百名以上集まっての共同生活である。うまくいくこともいかないこともあるだろう。

しかし、この時期に、保護者様のもとを離れて寮生活を送るという経験は貴重な経験であり、卒業後大学進学などによりひとりで生活する場合のアドバンテージともなる。

中学校・高校生活において、クラスや部活動と自らが所属するグループがある。

寮生諸君はそこに「明倫館」という集団に対しての帰属意識を養っていただきたいものである。

ひとつの集団だけでなく、幾つかのグルーブの中で多様な友人たちと交流することから「社会性」は養われていく。

寮生活は自宅とは違い、不自由な点も多いことだろう。しかしながら、寮で過ごす毎日が、将来において必ず自分の財産となることを忘れないでもらいたいものである。
ガンバレ!明倫館! ガンバレ日大!である。

本日はここまで。

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