本日のサッカー決勝戦で今年度県高校総体は終了である。
国見高校さんに延長~PK戦にて惜敗したものの、長崎日大サッカー部の皆さんの大健闘を心から讃えたい。
サッカー部の決勝戦進出によって、本当に久しぶりの「全校応援」が実施できたことも喜ばしいことであった。
「初めての全校応援」となる生徒さんがほとんどである中、生徒会や応援部、サッカー部員の皆さんを中心に大いに盛り上がった一戦であった。やはり、スタジアムで聞く校歌は格別である。
今回の県高校総体においても出場した選手の皆さんは本当によく頑張った。学園HPにおいて、優勝、入賞等その素晴らしい成績をご覧いただけるだろう。
今回、優勝を果たしたのは、9連覇となる柔道部、2年連続アベック優勝の陸上部男子、陸上部女子である。
昭和42年創立の長崎日大が、初めて県高校総体の優勝旗を手にしたのは、昭和49年の柔道部、陸上部男子である。今回で110本目の優勝旗となる。
柔道部優勝の瞬間、主将の浦くんと3年生部員を中心に感激の涙を流した柔道部の皆さんであったが、勝ち抜いていく途中、また団体戦でも個人戦でも優勝したにも関わらず、厳しい指摘が続いていた。
県内屈指の実力を誇るメンバーが揃っていた今年の長崎日大であるが、約束された勝利などあるわけがなく、過去に何度も絶対不利の決勝戦を覆しての優勝を果たしてきただけに「逆もあり得る」ということで、常に戒めつつ、そして、目標は県ではなく、全国だという意識を持って戦っているのだろう。
一方、陸上部の皆さんも、「優勝おめでとう」と声をかけると、「有り難うございます!」と笑顔で応えてくれるものの、「北九頑張ります。」と引き締まった表情を見せる。陸上競技は県大会入賞~北九州インターハイで入賞を経てのインターハイ出場となるため、県高校総体はあくまでも挑戦資格を取ったということなのだそうな。
おそらく、陸上部の皆さんは、今回の男女総合優勝を喜ぶとともに、次の戦いに向けて、自分の記録を0.1秒でも縮め、1㎜でも伸ばすことに集中しているのだろう。
さて、県高校総体を終え、さらなる上位大会や別の大会に挑み続ける皆さん、ここで高校での部活動に一区切りをつけた高校3年生の皆さん、様々である。
10日からは、高校3年生の校外テストがはじまる。
学業においても、部活動においても、文化的な活動においても、それぞれの生徒さんが自分の今やるべきことに一生懸命に取り組み、お互いの異なる頑張りを認め合うことが肝要である。
「みんな頑張れ!」「私も頑張る!」それも「全校応援」である。
本日はここまで。