長崎日大の第2学期スタートである。ついに完成した新体育館「N.アリーナ」に中高1600名近い生徒さんが全員集合!というのも初めてごとであった。
ここ数年、リモートでの集会がすっかり当たり前となった感がするが、生徒さんの顔を見回しつつお話をしていると「リモートも便利だけど、やっぱりこっちがいいなぁ。」と感じる吾輩であった。
これからの学校においてICTは不可欠なものであるが、リモートが良いもの、リモートでも良いもの、リアルが良いもの、リアルでなくては伝わらないものなどなど、状況や内容、対象、目的に応じて使いこなしていくことが肝要かと思う。
始業式の話しとして、
この第2学期、落ち着いて丁寧な生活をしましょう。時間、服装、髪型、自分の生活が乱れていないかな。雑な生き方をしていないかな。人に迷惑をかけていないかな。
これらはすべて皆さんを取り巻く「環境の整備」です。環境を大切にすることは自分を大切にすることです。皆さんひとりひとりが、落ち着いて、丁寧に生活することは、お互いを心地良く、幸せにします。
何度も言いますが、一人で困ったり悩んだりすることなく、「ちょっと助けて、手伝って、教えて、ちょっと聞いて」といった周囲の人に頼る言葉を忘れてはいけません。それは生きていく上で大切なライフスキルです。
まずは、落ち着いた生活、自分を大切にして丁寧に生きることを頭に置いて2学期のスタートを切りましょう。
と、生徒さんに呼びかけた次第である。高校3年生の大学受験をはじめとする進路実現、各種大会やコンクールなどの部活動、文化祭などの学校行事などなど、盛りだくさんの第2学期である。
まずは「落ち着いて」それぞれの第一歩をゆっくり踏み出していただきたいものである。
本日はここまで。