招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R6 1/17・18

本館1階の玄関ロビーが賑やかである。
聞くところによると、デザイン美術科の高校3年生による作品展が開催されるそうな。

もちろん、ここから国公立・私立大学の受験を控えている人もいるので、日本大学藝術学部などをはじめ、現時点で合格等を果たした「進路決定者による作品展」と銘打っている。

  

改めて長崎日大の校舎を歩いていると、デザイン美術科の教室等がある2号館はもちろん、校内のいたるところに美術作品が展示してあり、潤い豊かな空間を演出してくれている。

「山路を登りながら、こう考えた~」の冒頭でよく知られる夏目漱石の『草枕』に、「越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、寛容(くつろ)げて、束の間でも住みよくせねばならぬ。ここに詩人という天職が出来て、ここに画家という使命が降る。あらゆる芸術の士は人の世を長閑にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。」とある。

 

長崎日大を住みやすく、そこで生活する生徒さん、先生たち、訪れる皆様をひとときでも長閑にし、心豊かな気分を味あわせてくれているデザイン美術科の取り組み、有り難しである。

 

進路決定者による作品展「BIG BANG」は校内では1/18~26の開催であるが、その後、諫早市美術・歴史館でも2/9~15に開催される。

拙ブログご覧の皆様におかれても是非ご覧いただきたいものだと思う次第である。

 

本日はここまで。

 

 

 

 

 

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