昨夜テレビを観ていると諫早ケーブルTVさんで「スポーツハイライト」が放映されていた。諫早の学校やチームのスポーツでの活躍を中心に作成している番組で、長崎日大もよく取り上げていただいている。
今回の長崎日大関係は2つ、柔道部と剣道部である。
どちらも先週末に開催された春の全国大会出場をかけた県大会だった。
個人戦5階級のうち3階級を制し、団体でもここのところ連覇を果たしている柔道部は決勝戦で長崎南山さんと対戦。
「思わぬ!」ことが相次ぎ、1対0という僅差での悔しい敗退となった。
勝負の怖さ、団体戦の怖さをまざまざと感じた。
圧倒的不利を覆しての優勝!という場面を何度も見せてくれた柔道部が逆の展開を味わうことになったのである。多少なりとも柔道部の日々の相当な努力を間近で見ている吾輩としても「これだけ頑張ってきても負けることがあるのか。」といささかショックであった。
剣道部は女子が頑張った。予選を勝ち上がり、島原高校さん、西陵高校さん、向陽高校さんとの4校による決勝リーグ戦。
全勝の島原高校さんが勝ち抜け、残り3校は1勝2敗で並んだ。
今回は、前年度に島原高校さんが全国ベスト8以上に進んだため、長崎からの出場枠は2校。
残りひと枠を3試合で獲得した総本数の差で長崎日大が準優勝となり獲得した。
島原高校さん、西陵高校さんと全国レベルの実力校が存在する長崎県において、5年ぶり2回目の春の全国大会出場は素晴らしいことである。
心から祝福したい。
さて、スポーツに限らず、何事においても勝てば嬉しい、負けたら悔しい。
しかし、大切なことは勝利からも敗北からも「学ぶ」ことだと思う。
悔しすぎる負け方をした柔道部が挫けることなく今週も稽古に打ち込んでいる。早朝から日大坂を元気に駆け上がってくる姿も見られた。
「これでまた強くなるな。」と確信する吾輩である。
剣道部女子は久しぶりの全国大会に向けてさらに気合いが入った稽古が続いているようである。大舞台での経験を「学び」にして成長してもらいたい。
勝っても負けても目一杯応援するのである。
柔道部と剣道部の価値ある準優勝に心から感謝と敬意を表したい。
そして、ここからの大成長に期待したい。
本日はここまで。