招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R6 10/11

もうひとつ、ここのところの出張で得た学びをご披露しておこう。

中部地区静岡・山梨県研修会からの報告にあった文言である。ちと、長くなるが、ご紹介しよう。

私立学校には必ず創始者がいて、建学の精神がある。それを守ることは古いものをそのまま守るということではない。創始者が今の時代に生きていたら、何をするかを考えるのが建学の精神を守ることだ。創始者は絶対に100年後を見据えている。建学の精神というものは、古くて一番新しいものである。

いかがだろうか。ご存じの通り、長崎日大の創学者は永田菊四郎先生である。永田先生が生きていらっしゃったら今の世界、日本を見据えて、これからを生きていく生徒さんたちにどのような教育を進めていくだろう。どのような信念を言葉にして伝えていくだろうか。

これは、吾輩たち長崎日大に対する大きな課題である。

永田先生からいただいた言葉は今も長崎日大の校内(特に図書館には永田先生の生涯を紹介したパネルがあります。)にいくつも見られる。

そして、やはりなんと言っても「至誠・勤労・創造」の校訓である。

現理事長である力野先生が校長就任時にまとめられた「校訓の解釈」には、

至誠とは、「最高の誠実さ」を意味し、相手の態度や周囲の評価に左右されることなく、自らが信じる誠意を尽くしていくことを表しています。勤労とは、自らの夢の実現や世のため人のために、骨惜しみをせず具体的な取り組みを実践・継続していくことです。「創造」とは、安易な模倣や迎合に走らず、世の中の風潮に流されることなく、不撓不屈の気概を持って、自主創造の精神に生きることを意味します。とある。

噛みしめて頑張るのである。

本日はここまで。

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