さてさて、12月1日、中学校第一回の入試である。ここから、1月の高校入試(特別・一次)、中学校の第二回、2月の第三回と続いていく。
当たり前のことであるが、入学していただくためには受験していただかなければならない。
受験者数というものは非常に気になるところである。
県内の私立中学校の先生たちとの会話においても入学者数の前に、受験者数を気にする発言が多いような。
少しでも多くの皆様に「長崎日大中学校」の存在を知っていただき、その教育内容をご理解いただき、受験を考えていただけるよう努力を重ねていかなければならない。
入試当日、玄関前に立っていると、多くの保護者様からお声がけをいただく。
そのパターンは大きく分けて4つである。
①現在、在校している生徒さんの兄弟・姉妹のパターン。「下の子もお世話になります。」である。これは今の日大中の教育内容を十分に体験しての志望である。有り難きことこの上なしである。
②上のお子様が本校の卒業生であるパターン。「お久しぶりです。またお世話になります。」である。やはり、中高一貫、6年後の進路保証は大切なのである。
③「先生っ!私のこと覚えてますか?」で始まる卒業生のお子様のパターン。20年から30年前の教え子の皆さんがお子様を預けてくれるのである。これまた有り難きことこの上なしである。
④そして、まさに「はじめまして」のパターン。お知り合いからの勧めがあってとか、説明会を聞いてという方々である。
一人一人のご入学の前に、一人一人の受験をいただくことを心から感謝しなくてはならない。
そして、入試説明やコマーシャル的なものも「知っていただく」という点では大切であるが、毎日毎日の充実した教育活動をより丁寧に温かく進め、6年間をかけた生徒さんの成長をお見せすることが何よりの生徒募集であると改めて思うのである。
まだまだ行き届かぬ点もあろうかと思うが、毎日の教育活動を地道に積み上げていかなくてはならないなと感じつつ、入試当日の日大坂の上に立つ吾輩であった。
「生徒が主役」の長崎日大、「次代の主役」が登場した12/1であった。
本日はここまで。