招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R6 2/13~17

「学年末ウイーク」である今週。
1年間の学びの総まとめとして生徒さんたちがいつも以上に引き締まった表情で机に向かう長崎日大である。

日頃は先生の声と生徒さんの声が呼応する授業時間や賑やかな休み時間などにおいても今週は静かなものである。

テストの合間の自学の時間を見てまわると、新鮮な光景が。

何かというと、教科書・ノート・プリントといった従来のテスト対策グッズに端末機器である「クロムブック」が加わっているのである。

生徒さんたちの言葉を借りれば「学習になくてはならないもの」になっているそうな。

令和3年度に、当時のコロナ禍の影響によって拍車がかかったICT教育推進であった。

導入当初は若干の戸惑いも見られたが、今や定着した。

さすが「デジタルネイティブ世代」である。吾輩からすると驚くほどに使いこなしている。

「新しい時代だなぁ」と思いつつ、校舎内で歩を進めていると、静かな校舎の中で、気合いの入った授業の声が聞こえてくる教室が。

近づいてのぞいてみると、

2月25日の国公立大学二次個別入試に向けての特別授業が熱く展開されていた。

指導する先生たちもそれに臨む生徒さんたちも「最後の勝負」に向けての気合い漲る授業の様子であった。

一人一端末などのICT機器を活用した授業も良し、昔ながらの「チョーク&トーク」も良しなのである。

そこに先生たちの情熱と生徒さんの学びに向かう意欲があれば。

長崎日大の「ハイブリッド」を垣間見た今週であった。

本日はここまで。

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