体育大会が無事終了し、5/2~6のGW直前である。
部活動の皆さんは、6月の中総体、高校総体に向けての練習や遠征、合宿と自らを鍛える連休となることだろう。そして、連休明けからは5/13からの中間考査の1週間前ともなる。
それぞれの生活リズムを崩すことなく、少しはゆっくりしつつも計画的に過ごしていただきたいものである。新入生諸君は特にこの4月はとても大変だったと思う。ここで落ち着いて自分のペースをつかんでほしい。
さて、先の体育大会の最後、生徒さん、保護者様、関係の皆様、そして、教職員の皆さんに心からの御礼を申し上げた吾輩であったが、その中に「見えるご尽力と見えないご尽力に感謝申し上げる。」という文言を入れた。
学校行事においては表で活躍する皆さんを支えるために裏方で頑張ってくれる皆さんがいるのが常である。
生徒会や各部活動の生徒さんであったり、生徒会や至誠推進、育成会、事務局の先生たちであったりである。
今回ご紹介しておきたいのは、体育大会において見事な看板とオブジェを制作してくれたデザイン美術科の皆さんである。
もちろん、看板とオブジェは素晴らしいものであった。しかし、吾輩が胸を熱くしたのは他にある。
完成した看板(ベニヤ板数枚を合わせた大きなもの)を各グループの後に掲げるためには角材で裏打ちする必要がある。
体育大会の前日、その作業が行われていた。板と角材を釘で固定していくなかなか大変な作業である。
結構な時間をかけて完成した後、デザイン美術科の生徒さんたちが、一列に並んでしゃがみつつ、前進しだした。
「何が始まるのかな?」と見ていると、裏打ちする際に落とした釘がその辺に散らかっていないかと辺り一面をチェックしてくれていたのである。
作品を完成させて終わるのではなく、その後、生徒さんたちが怪我をしないようにという配慮である。
デザイン美術科の皆さんの心配りに吾輩いたく感動した。
この光景を見た後、伝統となった看板とオブジェがいっそう輝いて見えた。
本日はここまで。