招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R6 9/18・19

一般的には6月に実施する「教育実習」であるが、大学やご本人の都合等で秋にも実施することがある。今年も実習生が里帰りしてきた。さて、3週間の実習の締めくくりの研究授業である。

]高校1年生の漢文、俗に言う「虎の威を借る狐」、「虎威」である。

吾輩の担当教科である国語でもあり、じっくり見せていただいた。

自分が指導していた頃を思い出しつつ拝見していたが、なかなかにおもしろい視点に重きを置いての説明など、興味深いところがあり勉強になった。

教室内を見回すと国語科の先生たちをはじめ、多くの関係の先生たちが卒業生である実習生の懸命な姿を見守っている。

今回の実習の指導に当たった国語科の東川先生の心配そうな顔も見える。

思えば、東川先生の高校時代における「国語」を担当したなあ。そして、今授業している実習生にも中学・高校と「国語」を教えたんだよな。なんだか「孫」みたいだな。などととりとめなく感慨にふける吾輩であった。

今回の実習生が、学校を去るとき、「長崎日大で教育実習をやらせていただいたことで、教員になりたいという気持ちがいっそう強くなりました。」と挨拶をしてくれた。

有り難しである。

「教員不足」「教員志願者激減」と喧伝される今般であるが、

いい仕事だと思うんだけどなぁと呟く吾輩であった。

本日はここまで。

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