台風一過、第2学期が仕切り直してのスタートである。
高校3年生の教室の前には「共通テストまであと○日」の掲示が続いている。
3週間後には「日本大学基礎学力到達度テスト」、つまり、日本大学への推薦入学に大きく影響する全国の付属校が一斉に受験する大一番が待ち構えている。
また、9月に入ると、国公立大学の推薦・AO入試、私大の指定校推薦等の校内選考が始まっている。
いよいよ勝負どころの2学期である。
授業中はもちろんのこと、放課後講座や個別の指導、保護者様を交えての進路相談などにも熱を帯びてきている今般である。
高校生活において、大学受験や進路決定がすべてに優先するというわけではないが、やはり「出口保証」というものは欠かすことのできない重要事項であろう。
そして、大切なことは、自分の目指す進路を切り拓くために必死で取り組んだ「学習経験」、それによって身につけた「学習習慣」だと思う。
どのような職業に就き、どのような環境で生活していくにしろ、「学び心」「学ぶ姿勢」は必要である。
受験を経験することで得るものは、単なる「学力」ではなく、自分の生活リズムのマネジメント、他者への相談、様々なサポートの活用、メンタルコントロールなどなどである。
長崎日大での高校生活を全うすることで身につけていくものは多い。
長崎日大で過ごした中学校・高校の生活が生徒さんたちの将来を支える「経験」であっていただきたいものである。
本日はここまで。