招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R7 4/24

昨日の放課後、本館2階のビジュアルホールにて、演劇部の皆さんによる「校内公演」が開催された。

 

生徒さん、先生たちが温かく見守る中、非常に生き生きとした舞台、こなれた台詞やコミカルな動きに大きく盛り上がったひとときとなった。

終了後、主演した生徒さんについての話を聞いていると、普段は少しおとなしめの生徒さんで、演劇部に入ったときも最初は「裏方」希望だったとのこと。

舞台でのはじけた演技を見たばかりの吾輩としては大きな驚きであった。

とはいえ、「生徒が主役」の長崎日大が目指すものかもとも考えた。

なぜなら、学校生活の中にあるさまざまな取り組み、さまざまな機会において、「生徒さんがそれぞれの輝きを放つ舞台を用意する。」ということも、大切な教育活動だと思うからである。

演劇部の舞台を見た後、剣道部・空手部の皆さんが練習している鳳雛舞館の一角を見ると、中学校音楽部のダンスチーム「ルミナス・オルカ」の皆さんが一生懸命踊っていた。

ダンスもまたしかりである。日頃おとなしい生徒さんたちが「ダンス」となると元気いっぱい笑みを浮かべてのパフォーマンスを見せてくれる。

校舎内に戻ると、エントランスホールでは、中学校の体育大会用の応援看板作成中である。中学生の「巨匠?」たちが、みんなで楽しそうに大看板を描いている。これまた輝いている。

長崎日大には、中学校も高校も「それぞれが輝く舞台」がある。
そして、それをひとつでも多く創っていこうとする雰囲気がある。
何とも有り難いことである。

体育大会が迫ってきた木曜日、体育大会の競技や演技はもちろんであるが、その準備から運営、後片付けまで、また、目立つところ、目立たないところ、それぞれの役割、それぞれの場面・瞬間における生徒さんそれぞれの輝きを見逃さないようにしようと思う吾輩であった。

本日はここまで。

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