昨日、長崎に戻り、久しぶりの長崎日大である。職員室に入ると、今般、6本目となる優勝旗、しかも歴史を感じさせるものが鎮座ましましていた。
今回の県高校総体にて、柔道部、陸上部男女、空手部女子と4本、それに加えて、同時期に開催された高校野球のNHK杯改め、県高野連会長杯が1本、そして、長崎県代表として出場した九州大会において、柔道部が見事、団体優勝を果たしたのである。
2年前に長崎県のチームとしては初めての優勝を遂げた柔道部がまたしてもやってのけたのである。
「この優勝旗を何人のオリンピアンや世界大会の覇者、全国レベルの柔道家が高校時代に手にしたことだろう。」と思いつつ、画像にある古めかしい優勝旗にしばし見入ってしまう吾輩であった。
決勝戦の相手は全国的な強豪校である大牟田高校さん。昨秋の九州新人戦では敗れている相手であり、春の全国大会では第3位と結果を残している。
素人考えではあるが、今年のチームは強いだけではなく、松本先生の意図する団体戦におけるゲームプランを理解し、自分の役割を果たすことを明確に理解しているように思える。
これは柔道に限ったことではなく、あらゆる団体競技、あらゆるチームプレーにおいて非常に重要なことだろう。
県高校総体での11連覇は重圧もあったかもしれない。九州大会は2年前の先輩たちに追いついた。残すはインターハイである。
長崎日大柔道部の「未知なる領域」への進出を期待してしまうところである。
本日はここまで。