週が改まり、中間考査直前の月曜・火曜である。

高校総体などを控えていることもあり、各部活動では学習と身体を鈍らせない程度のトレーニングを併行して行っているところもある。
一般的に、定期考査は、授業で習った内容がどれくらい身についているかを客観的に確認するためのテストと言える。自分の理解の抜けや苦手なところをはっきりさせて、その後の学習を改善する手がかりとなるだろう。
そして、生徒さんだけでなく、先生たちにとっても、どの単元が理解されていて、どこでつまずきが多いかを知るためのデータにもなる。つまり、「教えたつもり」「わからせたはず」という「先生あるある」を防ぐことになるだろう。
が、しかし、吾輩が考える「定期考査の効用」は別にある。
それは「限られた時間の中での最大・最善の取り組み」の経験である。
定期考査1週間前に試験範囲が発表される。今回のようにトレーニングと併行する場合もあれば、体調や家庭の事情など個人的にがっつり取り組みにくいこともあるだろう。
考査前1週間で早く取りかかればいいのに、ついついダラダラと過ごしてしまい、直前に焦ってしまうこともあるかもである。
そこで、あきらめてしまうのではなく、焦りながらも「最善を尽くす」、「眠い目をこすりながら頑張る」この経験が大事だと思う。

一夜漬けなんて役に立たない。日頃の取り組みが大切なんだ。という考えはいたくごもっともである。とはいえ、様々な状況の中で「限られた時間の中での最大・最善の取り組み」に挑む経験は無意味ではないと思うのである。
昨日、今日も職員室前の質問コーナーや自学室には生徒さんがいっぱいである。

今朝ほどは、「先生っ、テスト前だから、勉強しようと思って早く来ましたぁ。」と笑顔の男子生徒さん。朝いちから嬉しくなった吾輩であった。

本日はここまで。




