招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R2 5/15

分散登校、時差登校5日目である。
先日の拙ブログで、「デジタルとアナログを使い分けて、使いこなす」について語った。
本日は、その続きである。

長期間の休校期間を経て、withコロナを余儀なくされていくであろう今後において、先般も述べたように、デジタルコンテンツやオンライン授業、一人に一台のタブレットなどなど、喫緊の課題として論じられている昨今である。
諸外国と比較してデジタル後進国という言葉も頻繁に使用されている。
ここから大切なのは、デジタルとアナログの融合であり、オンラインとリアルの特性を活かした有効活用ではないだろうか。
長崎日大のデジタルコンテンツはムードル中心に動いているが、なかなか実用化が浸透しなかった過去の流れがあった。
しかしながら、今回の休校期間にあって驚くべき進化を見せたのである。

これは臨時休校の反射的効果のひとつであると言える。

学校からの諸連絡や出欠確認、健康観察のみならず、課題の解答解説の提示、ネット上での小テスト実施、質問に対する対応、授業の動画配信などなど、アナログな吾輩からすると驚くほどのものだった。

学園HPと異なるのは「情報発信の双方向性」である。
とりあえず、休校期間が終了したとはいえ、いつまた感染の脅威にさらされるかは誰にもわからない。
デジタルコンテンツを活用して「長崎日大の教育力」に新たなチャンネルを加えておくことが肝要である。
ひとつは「備え」として、もうひとつは「加え」として、デジタルコンテンツの充実に努めておきたいものである。

デジタルとアナログ、オンラインとリアルの是非や優劣を問うことは意味がない。双方の特性を活かし、より良い教育の提供を目指すのが長崎日大の目指すところだろう。
学校再開時の先生たちの張り切った気合い充分の授業と休校中の積極的な取り組みを見ていて、そのように思った次第である。

本日はここまで。

今日の招き猫は、もりわじん氏作の猫である。近頃のお気に入りである。
非常事態宣言解除の報が聞こえてくる中、「よーい、ドン!」のスタイルである。全国各地の皆々様の健康を祈っている。

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