9月に突入である。

その昔、国語の授業をしていた頃、古文の「月の異名」を教えるとき、「9月のことを古文では『長月』という。君たちも夏休み明けで授業が長いと感じるだろう。それと関連させて『長月』って覚えてね。」などと言ってたなぁと思い出す。
さて、9月に入ると同時に、高校3年生の皆さんは、9/24に迫る「日本大学基礎学力到達度テスト※」や1月の「大学入学共通テスト」に向けての取り組みにいっそうの熱がこもる。それと併行して、国公立大学の総合型や私立大学の推薦等様々な進路決定・進路実現への準備も本格化する。
※吾輩注 けっこう前の卒業生の皆さんには「統一テスト」と言ったほうがおわかりだろうか。日本大学への推薦合格を左右する、約10000人の全国の日本大学付属校の高校3年生が一斉に受験する重要なテストである。
気の早い生徒さんなどは、大学への学びに向けて「今から何を意識して勉強しておくといいですか?」といった質問もここから増えてくる。
先日の「日本大学学部説明会」においても、説明を終えた各学部の先生方に「ここから合格目指して頑張りますが、合格できたとしたら残りの高校生活でどんなことを中心にやっておくといいですか。」と尋ねていた生徒さんたちがいた。
「いい光景だな」と思い、それぞれの先生方のお話に聞き耳を立てていた。

どの学部の先生の言葉も実に親切丁寧で、日本大学に進もうとしている生徒さんのモチベーションをかき立てるものであったが、特に、理工学部の先生のお言葉が印象深かった。
「まずは、高校で学んでいる今の学習をしっかり習得することが大切。背伸びしたり先取りしたりする必要はない。理系だからと言って文系科目を軽んじてはいけない。」「時間的な余裕があれば、世界史や日本史の教科書を読んでおいてほしい。あなたたちの世代は間違いなく世界と対話することが当たり前となっていく。そのときに必要なのは世界の歴史と自国の歴史の理解をはじめとする幅広い教養です。」というお言葉である。
「世界史と日本史の教科書を読む」、日本でも最高レベルの研究・学問レベルと強い就職力を誇る日本大学理工学部の先生からだからなおさら意味深いものに感じた次第である。
良い学びの時間を提供できたことを改めて嬉しく思う吾輩であった。
本日はここまで。



