招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R3 10/9~11

週末は、土曜、日曜と、九州高校野球秋季大会長崎県大会の準決勝・決勝であった。
新人戦で苦杯をなめた諫早農業高校さんに勝ち、2年連続の決勝進出を果たしたが、海星高校さんに惜敗した。

 

決勝で敗れたことは残念であったが、上五島高校さん、長崎北高校さん、鎮西学院高校さんとそれぞれの試合を、一戦一戦全力を尽くして勝ち上がっていった野球部の皆さんの戦いぶりは非常に立派なものであったと思う。

11月の九州大会に向かって、良い準備を進めていただきたいものである。

勝っても負けても吾輩たちは「全力で応援するのみ」である。

土曜日、日曜日、それ以前の試合においても、お忙しい中応援に駆けつけてくださった、保護者、卒業生の皆様、在校生や教職員の皆様に深く感謝申し上げたい。

 

週明けの本日、九州大会に出場していた陸上部の健闘を聞いて喜んでいると、吹奏楽部の皆さんがこれまたマーチングの九州大会の報告に来てくれた。

「残念ながら銀賞だったんですけど…」と言う言葉を聞いて、「そんなことはないよ。胸を張ってください。九州大会に出場して全国レベルの高校さんを目の当たりにしてきたところに価値があるよね。」「ここから意識のレベルをひとつ上げた取り組みができるんじゃないかな。」と声をかけた。

陸上部もしかりである。

これから九州大会に出場する野球部も、ここから県の戦いが始まる他の部活動もしかりである。

一試合ごとに成長してほしい。上位大会に出ることができたらそこで学んでほしい。学んだことを持ち帰り、みんなで共有して成長につなげてほしい。

中高生にとっては、勝っても負けても成長の糧としてほしい。
先日、東京五輪の金メダリスト、永瀬選手の言葉について語ったが、同じく金メダリストであるソフトボールの上野由岐子さんの言葉についてご紹介しておこう。

最良の教材は「打たれること」
昨秋の強化合宿でも、男子チームと練習試合をして物足りなさそうに言った。「打たれなかったから。打たれないと、なぜあの球を投げてはいけないか、あそこへ投げてはいけないかが分からない。」

「正しい反省」が口癖で、
「調子が悪いから打たれた、運がなかったという反省をしないようにしている。毎試合、調子も運も違うし、それに対応するのが投手という職業だから。」

「正しい反省」という言葉、大切にしたいなと思う。アスリートに限らず、中高生に限らず、吾輩も含めて、長崎日大全員で大切にしていきたい言葉である。

本日はここまで。

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